(300)走り納め、年越し蕎麦、WODER CARNIVAL 2019.12.31 IN OSAKA

昨日の雨の影響なのか、ベランダの排水溝が詰まったようで、朝から往生した。
また、ベランダから顔を出して家の前の路面に目をやると、昨日の雨の影響だ。
一部濡れている。

「参ったなぁ。走り納めしたいのになぁ」。
まぁ、大晦日に走ったからといって急に速くなるわけではないが、「走り納め」という行為と言葉自体に酔ってしまう。
「あぁ、俺もロード乗りの端くれやなぁ」と。
自分、大好き。

ロードバイクを担いでマンションの1階に降りる。
そして、行き先を考える。
本当は、サイクリングロードを走りたいが、普段からガタガタの道だ。
雨の次の日は、砂混じりの濡れた路面に水たまりがボコボコできて走りにくい。
悩んでも時間の無駄なので、とりあえず家の近所の濡れていない道を走ることにした。
適当に。

何の面白味も感じない見慣れた景色の中、クランクを回したところ、15分程度で家に戻ってきた。
「走った気がせえへんな」。
「もう一度同じ道を走ろか」。
そう考えたが、同じ所をウロウロしても、不審者に思われそうだ。
走り納め終了。

一滴も汗をかいていないくせに風呂に入り、着替える。
午後から俺は忙しい。
知り合いと大阪府立体育会館で、プロレス、WRESTLE-1の大晦日興行を観戦しなくてはならない。
が、その前に、年越し蕎麦を食うのだ。

会社の帰り道に、今年の頭にできた蕎麦屋。
蕎麦そのものは「そこそこの高級店レベル!?」と感じるうまさ。
でも、値段はそれほど高くない。
いい店だ。
店主の第一印象は、人見知りするタイプ。
に思えたが、ちょっとした切っ掛けで話すうちに、スポーツの話が大好きということがわかった。
「守備範囲かどうか確かめよう」と、プロレスの話をふってみたところ、プロレスにも通じている。
「この人は話せる人やな」とプロレス話を続け、お互い会話がはずむようになった。

「大晦日、営業するんですよね?大忙しでしょ?」。
「営業します。お店をオープンして初めての大晦日なので、忙しいかどうかは、ちょっと読めないですね」。
「自分は当日、15時から府立でプロレス観戦するんですよ。武藤のとこの。その前に、年越し蕎麦を食べに来ますわ」。
「ありがとうございます。わかりました」。
先日、店主と約束した。
からには、年越し蕎麦を食べに行かなくてはならない。

13時前に蕎麦屋に着いた。
「こんにちは」。
「こんにちは。今日はひとりで全ての作業をしているので、お蕎麦の提供までに少し時間がかかると思います」。
「大丈夫ですよ。ゆっくり待ちますので」。
店主ひとりで天ぷらを揚げ、蕎麦を茹で、お客さんに酒を提供し、確かに忙しそうだ。
客席には、前の客が食った食器が放置されている。

バタバタしながらも、俺に気を使ってくれたのか、店主が話し掛けてきた。
「今日、この後、文体ですよね?何時にうちの店を出るんですか?」。
「1試合目が15時からなので、14時には出ようと思います」と答えたが、心の中で「文体じゃなくて府立。文体(横浜文化体育館)まで、今すぐ向かっても間に合わんよ」。
店主がテンパってるのが、よくわかった。
いつもより時間はかかったが、うまい牡蠣蕎麦に瓶ビール。
年の最後の日に、満足できるものを食べることができた。

電車に乗って難波に向かう。
ひとりで暇な俺。
ジャージのポケットからスマートフォンを取り出し、これから観戦するWRESTLE-1の大阪大晦日興行の対戦カードに目を通す。
普段、新日本プロレス一本の俺には、全く知らないか、または顔と名前は一致するがファイトを観たことはない。そんな選手が多い。
ただ、昔から一戦で活躍する選手はわかるし、心ときめく。
特に、大仁田厚選手。
大仁田生観戦は、高校以来だ。
思い出にふけていると、電車は難波に着いた。

「WODER CARNIVAL 2019.12.31 IN OSAKA」(1冊2,000円)。
会場に入り、グッズ売場でパンフレットを買った。
2階の安い席に着き、試合まで時間があるのでペラペラとめくる。
そして、「よくよく考えてみると、豪華なカードなんかな」と思う。
今のプロレス業界は新日本プロレス1強だが、それ以外のいろんな団体の選手が出場している。
「非新日オールスター戦?」。
「だとすると、これは意義のある大会やな」と感心したが、客席はガラガラ。
「まだ、試合開始10分前やからやろ」とも思ったが、それにしてもガラガラだ。
まるで俺のブログのようだ。

「メインまでに満員になったらええな」と応援したい気持ちになり、試合毎に客席の写真を撮った。

最後までスタンドはガラガラだった。
まぁ、だからといって、会場が「し~ん」だったわけではない。
少ないながらも濃いファンが盛り上げ、熱気ある空気を作ってくれた。
また、選手も良い試合をしてくれたと思う。
興奮した試合も多々あった。
俺は集中して楽しめた。
「楽しかったけど、疲れたわぁ」。
疲労感と満足感を得て、令和元年が終わる。

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