(396)Y’sロード大阪ウェア館にマスクを買いに行く-2

Y’sロード大阪本館からY’sロード大阪ウェア館へ歩く。
たかが徒歩3分程度の距離で、過去に何度も通った道だ。
が、過去に何度か道を間違えて困った経験がある。
オフィス街の裏通りは、景色に代わり映えがないので、自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。
というわけで、Googleマップを起動。

ノーミスでウェア館に到着し、入店する。
真っ先にマスクの売場を探し、向かおうとしたが、視界の端に「SALE」の文字を捉えた。
まるで引き寄せられるようにジャージのSALE品売場へ向かう俺。
「あかんあかん。去年の秋、チームジャージを作って2枚も買った。しばらくジャージは買ったらあかん」。
自重。

気を取り直してマスクを探していると、「rinproject」のロゴが視界に入った。
「サイクルデニム、売ってるかな?」。
rinprojectコーナーを物色していると、「良かったら試着して下さいね」。
背後から店員さんが声を掛けてくれたおかげで、俺は我に返った。
振り返り、「あの、マスクの売場はどこですか?」。
「こちらです」とレジ近くの売場に案内される。

「え、意外やなぁ」。
素直にそう感じた。売場に吊らされたマスクは1種類。
Y’sロードほどの大型店だと、マスクだけでも何種類もあると勝手に考えていたのだが、これもコロナの影響か。
「う~ん、選び放題のつもりで来たのになぁ」。
仕方なく、唯一残されたマスクの箱を手に取って見てみる。
見た目は、黒い太めのヘアバンドに、耳を通すふたつの穴が空いてる感じ。
「なんか暑そうやなぁ」が第一印象。
と、その時、店員さんが一言。
「真夏には使いにくいですが、何度も洗えますよ」。
何度も洗えて使えるのは、大きなメリットだ。
また、「真夏には使いにくい」というデメリットは、「見たらわかるわ」。
だが、デメリットを口に出してくれたことに対し誠実さを感じ、購入を決めた。

気持ちよく買い物できた気がする。
商品の良いところだけではなく、悪いところを含めて言ってくれると、ひとりの客として嬉しい。
帰ってから、早速、マスクの箱を開けて中身を取り出して装着。
鏡の前に立つ。
「なかなかええやんけ」。
「黒やからか、顔が小さく見えるやんけ」。
「呼吸するのも苦しくない感じやけど、ロードバイクに乗って走ってみんとわからんな」。

数日後、マスクを着けてロードに乗る機会が訪れた。
俺は朝のはよからクランクを回す。
それはまた次の話です(引っ張るほどおもしろい話でもないですけどね)。

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