(84)京セラドームで草野球をする。イメージトレーニングはパワプロ-3

クズの吹き溜まり、名門 Fラン大学付属高校 野球部を立て直す。
その第一歩が、確実に勝ちを拾える投手、守備重視のチームへと変貌すること。
そして、アイテムを使い選手の能力を高めたり、効率よく練習スケジュールを消化するなど、パワプロにおける基本中の基本をしっかりおさえる。
今までは、カレンダーに沿ってなんとなく突っ走ってきただけだったが、これからは違う。
疲労がたまろうが関係なく、練習につぐ練習の日々を送らせてきた俺。
選手には、鬼に見えただろう。
だが、これからは、選手の疲労を意識しながら、休み休み練習させ、練習効率が上がるタイミングで猛練習をさせるのだ。
何事もメリハリが大事である。
「うん、完璧だ。恐ろしいほどに」
もう、俺には、明るい未来しか見えない。

夏の大会、1回戦であっさりと負けた後、3年生が引退し、2年生が主軸となった。
ここで、「新生 名門 Fラン大学付属高校 野球部」が誕生する。
さっそく、「投手、守備を重視した新チームを率いて、春の選抜を目指すぞ!」と意気込んだが、秋の大会ではいつも通り1回戦負け。
「焦るな。すぐには結果が出ない」と自分に言い聞かせ、少しずつではあるが、選手とともに俺自身も成長していった。

年が明け、選手の能力を確認すると、投手はそこそこのレベルに達した。
野手も、守備と走塁に関しては、それなりに戦えそうな能力値だ。
我が野球部と同レベルの弱小校に練習試合を申し込み、これまでの練習の成果を確認する。
過去のチームとは、別物になっていた。
投手が踏ん張り、野手も固い守りで投手を支え、簡単には点を取られない。
今まで、ダイビングキャッチなどの好プレーを、相手チームがしているのは何度も見たが、まさか我が野球部の選手がするなんて、信じられなかった。
また、サード、ショートの選手については、守備の他に肩を鍛え上げていたこともあり、鉄壁の三遊間を構成した。
軽くゴロをさばくと、矢のような送球で刺す。
見ていて、「痛快」の一言である。

攻撃面では、前ほど迫力は無くなったが、走力を重点的に伸ばしたおかげで、これまでシングルヒットだった打球が、長打になった。
指示を出す俺も、チームの特色に合わせて作戦を変え、バント、スクイズを多様するようになる。
ビッグイニングは作れなかったが、相手の攻撃を封じ込み、終始、主導権をこちらが握る展開で、勝利をおさめた。
夏の地方予選に向けて、そして夢の舞台甲子園へ、俺はかなり良い感触をつかんだ。
また、それは、俺だけではない。
選手たちにも問いかけたところ、俺と同じ気持ちのようだ(選手たち=ゲーム機本体)。
新生 名門 Fラン大学付属高校 野球部は、これから快進撃を続ける。

※この記事は、2019年3月14日、俺が別のブログに投稿した文章を、加筆、修正したものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする