(510)俺のサイクリングチーム飲み会-1

会社も出身校も違う、飲み屋で知り合ったただの飲み友達3人でサイクリングチームを作ったのは、去年の秋。
「チームジャージを作って伊勢志摩サイクリングフェスティバルに参加しよー!」と盛り上がったが、イベント前日までにジャージは到着せず(俺のミス)、 各々が適当なジャージで走った。
「ま、近々みんなで走る機会あるやろ」と思いながらも、チームで集合することもなく1年が経とうとしている。
基本、連帯感0。

と言うわけで、おい、テメーら!
いかれたメンバーを紹介するぜ!

・俺
40代 男性。
特に無し。

・チームメイトA
40代 男性。
一見、常識がある大人のようだが、マイペースすぎる。
メールで誘っても返信が無いケースが多い。
時間にもルーズ。
誘われないと動かないタイプ。

・チームメイトB
40代 男性。
常に落ち着きがない。
社会的ステータスは高いが、常識が少々欠落している。
待ち合わせの度に、意味不明なトラブルを理由に遅刻するケースが多い。
誘われないと動かないタイプ。

ま、要は、チームで集合するにはこちらから誘わないといけない。
しかし、「別になぁ、無理にお願いしてまで一緒に走って頂きたいってこともないしなぁ」。
「ロングライドに積極的なSさん(このブログが切っ掛けで、しまなみ海道などを共に走った)に声掛けた方が、気持ちよく話が進むしなぁ」。
「うん、それがいい」。
「が、主旨が違ってくる。お揃いのジャージを着てチーム単位で活動しなければ、折角のジャージの意味をなさない」。
「でもなぁ、誘ってスルーされるんも嫌やしなぁ…」。
そんな葛藤を繰り返した後、「悩んでも仕方ないわ」とBにメール。

「Bさん、土曜日は暇ですかね?」。
「大丈夫ですよ!」。
「では、近場で20㎞程度走りませんか?軽く食べて軽く走る、ポタリングみたいな感じで」。
「いいですね!」。
「それでね、夜はまた待ち合わせて飲みに行きましょう」。
「承知しました!」。
とりあえず、Bとの約束は取り付けた。

次はAにメールを送る。
「Aさん、土曜は暇ですか?Bさんとポタリングするので一緒にどうですか?」。
「昼間は仕事やけど、夜やったら暇やで」。
「じゃあ、夜、一緒に飲みに行きましょう」。
Aとも話がスムーズに進んだ。

が、土曜は台風が接近するので昼間のポタリングは無しに。
また、再度A、Bにメールを送り、飲み会の待ち合わせ時間と場所を決めた。
「では、土曜の20時に居酒屋×××で」。

そして当日の朝を迎え、布団の中でぐったりしているとBからメールが入る。
「家の用事が入ったので、20時より少し遅れるかも知れません」と。
「おぉ…」。
事前に連絡してくれたことで、Bの人間的な成長を感じる。

昼過ぎにベランダ窓を開けると、「雨、上がりかけてるやん」。
どうやら台風の進路が変わったようで、ちょっぴり肩透かしを食らった気分。
「これやったら、ポタリングできたかもなぁ」。

19時になり、ジョギング用のジャージに着替え、「そろそろ行こか」。
まったり走って待ち合わせ場所に向かう。
待ち合わせ時間の10分前には店に着き、「予約したkrmです」。
テーブルに案内され、「こちらにどうぞ」。
席に着いて「やっぱりか」と思った。
「やっぱり、誰も来ていない…」。

スマートフォンをいじって暇を潰していると、画面最上段に表示される時計が「20:00」に。
「やっぱりか…」。
「やっぱり、誰も時間通りに来なかった…」。
事前に連絡をくれたBはまだしも、何故かAまで…。

つづく

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