(915)ロードバイクに乗った後、北極星のオムライスを食べる-4

つづき

「はぁ…」
涙を拭き、息を吐く。
大嫌いなキュウリを食べ終えた。
もう、容器の中に残酷な食べ物は無い。
甲子園オムライス弁当。

オムライスの端をスプーンで切り取り、口に含む。
「あぁ、美味すぎて死んでまうわ…」
卵の膜がとろとろしおり、「テイクアウトでも(作ってから時間経ってるけど)、こんなに美味いんやなぁ」と、心の底から感心。

まぁ、それはそれとして…だ。
気になる。
卵に乗っている海苔が気になる。
「これ、何か意味あるんか?」
「オムライスに海苔はいらんやろ?」
「普通でええのに何で?」
考える。
「はっ!」
俺は気付いた。
おそらく、阪神の縦縞をモチーフにしているのだろう。
「縁起が悪いわぁ…」
俺は、もう阪神ファンではない。
去年、ゲーム差無しで優勝を逃した、どう考えてもファンをおちょくっているチームのファンではない。

ちょっと聞いてほしい。
去年の阪神が…だ。
シーズン後半になって、やっと首位ヤクルトに追い付き、ゲーム差無しまで迫った結果、「優勝を逃しました…」なら分かる。
しかし…だ。
現実は違う。
阪神は、前半ぶっちぎり。
「余裕で優勝やろ」ペースでシーズンが進み、藤浪や加治屋で遊んで負けても、矢野監督は「これが俺らの野球や!(イェイ!)」。
何十打席もノーヒットの、明らかに調子が落ちてきた選手を使い続け、そして負けても「これが俺らの野球や!(イェイ!)」。
「お前らの野球は、仲間内で傷を舐め合うことか!?(イェイ!)」と言いたい。

阪神の誇れることは、ただひとつ。
「歴史だけは長い」だ。
その長い歴史の中で、優勝回数は何回か?
考えると、惨めな気分になる。
が、去年は可能性があった。
優勝の可能性があった。
しかし、「これが俺らの野球や!(イェイ!)」で、絶好の機会をみすみす逃し、俺は心底アホらしくなった。
もう、俺にとって…だ。
縦縞は縁起が悪い。
見たくもない。

話を、甲子園オムライス弁当に戻す。
「エビフライ、美味いわぁ」
「オムライスが名物の店やけど、他のもんも美味いわぁ」
「さすが、老舗の洋食屋」
「美味い」
夢中になって食う。
ただ、味を堪能しながらも違和感を覚える。
「最初に嫌いなキュウリを食ったから、何食っても美味く感じるんちゃうか?」
そんな気がして仕方が無い。

「よし、オムライス、また食おか」
「サラダ無し、キュウリ無し、オムライス単品で」
数日後、俺は北極星に向かった。

大した話ではありませんが、「これが俺のブログや!(イェイ!)」。
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