(922)親切な店員と、面倒臭い性格の俺-2

なにわ麺次郎に入店。
アルコール消毒を終え、「こ、こちらへどうぞ」。
親切に声を掛けてくれるが、何かぎこちない男性店員に案内され、近くの券売機へ。
次に、笑顔で「食券の購入をお願いします」と。
俺からすると、「見たら分かるわ」だ。

まぁ、いい。
それはいい。
「はいはい、食券のご購入ね」と脳内でつぶやき、千円札を投入。
-¥1,000
「さて、何を食おか」などとは思わない。
俺の目当ては、既に決まっている。
迷うことなく、「黄金貝らーめん」を選ぶ…つもりでいた。
この店は、ミシュランなんとかかんとかで評判が良く、メニューの中でも黄金貝らーめんは絶品。
そんな予備知識があり、迷わず黄金貝らーめんのボタン(タッチパネルですけどね)に手を伸ばす俺。

と、妙にたどたどしくも、彼なりに丁寧な接客をしてくれているであろう男性店員が、券売機の横で一言。
「オススメは、黄金貝らーめんとあぶりちゃー丼のセットです」
この一言。
この一言が、俺の中に炎を燃やした。

「オススメは、黄金貝ラーメンとあぶりちゃー丼のセットでです」
男性店員は、仕事として言う必要があった。
客に伝える必要があった。
それは理解できる。
が、頭では理解できても感情は違う。
「俺が何を食うかは、俺が決めるんや!余計なことを言うなよ!」

気に入らない。
気に入らない。
また、誰も聞いていないのに伝えられたオススメ…を選ぶと、何だろう?
負けた気がする。
「やめとこ」
食べるつもりでいた「黄金貝らーめん」ではなく、「地鶏醤油らーめん」を選択。
食券を手に、案内された席へ。

席に着き、ラーメンを待っている間、イライラ…ムカムカ…しているうちに、少しずつ冷静に。
「俺、何と戦ってたんや?」
「丁寧に接客してもらってんのに、何をイラついてんねん?」
「素直に、黄金貝らーめんを選んだら済む話やろ」
「俺、ほんまに面倒臭い性格してるよなぁ…」
自己嫌悪に陥る。
と、「お待たせしました」。

「いやぁ、いいねぇ。太いメンマが魅力的!」
「チャーシューが2種類かぁ。こだわってますねぇ。はいはい」
「いいね!」
「スープもいいねぇ。すっきりしつつ、コクもある感じやなぁ」
「これは間違い無く美味いわぁ」
「ほな、頂きましょかぁ」
スープを一口。
「美味いわぁ」
麺をすすった後、メンマをかじる。
「美味いわぁ」
チャーシューを味わう。
「美味いわぁ」

地鶏醤油らーめんは、美味い。
本当に美味い。
「進化した醤油ラーメン」や「こだわった醤油ラーメン」、「別格の醤油ラーメン」。
そんな印象を受けた。
が、同時に、食べる前から想像できる味…のような気もした。
ならば、やはり…だ。
俺は黄金貝らーめんを選択すべきだったと思う。
男性店員のオススメに従い、黄金貝らーめんを選ぶべきだったと思う。

なにわ麺次郎には、また近いうちに伺いたい。
次こそは、親切な男性店員のオススメに耳を傾け、そして「はい!」。
気持ち良く、黄金貝らーめんを食べてみたい。
まぁ、年齢的に食が細くなったので、あぶりちゃー丼はスルーするが。

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