(986)ロードバイクには乗らず、友ヶ島を歩く~第2砲台跡で、我がサイクリングチームを思い出す~

武骨な煉瓦造りの建物に蔦が覆う。
背景は、青空。
もう、一大パノラマだ。
「こんな景色、なかなか無いで…」
朝っぱらから加太へ向かい、フェリーに乗って友ヶ島に着き、クソ暑い中、山道を歩き続けて来た。
それに見合った値打ちを感じる。

第2砲台跡。
明治時代に設置。
使用されること無く終戦を迎え、その後、爆破。
旧陸軍の意思なのか、進駐軍の命令かは知らないが、「もったいないことするよなぁ…」と思う。
「立入禁止」で、中に入れない。
まぁ、老朽化、風化のせいもあるのだろう。

くまなく見て回ろうと、歩き始める。
「うっわぁ。これが爆破の威力かぁ」。
厚い煉瓦の壁が真っ二つ。
その先には、青い海と空。
本当に、第2砲台跡はいちいち絵になる。

辺りを見回す。
俺以外に、誰ひとりいない。
当初、「お化けと出くわしたくないから、ひとりは絶対に嫌やわぁ」と思っていたが、「この景色を独占できるなんて贅沢やなぁ」。
今になって、そう思う。
また、人がいないと、撮った写真をブログに掲載する際、顔にボカシを入れる手間が省ける。
とっても助かる。

「あ、そやそや」
砲台跡に見入るのも結構だが、加太で釣りをするNさん(50代 男性)に、帰りのフェリーの時間を連絡しなければ。
確か、友ヶ島から加太へ向かうフェリーの第2便が11時30分で、3便が13時30分。
「2便に乗れるかな?」
スマートフォンで現在時刻を確認する。
「11時前かぁ。この後、第1砲台跡と第3砲台跡を回るのに、30分ちょっとしか無い…か」
「なら、3便に乗ることにして、ゆっくり観光しよか」

ショートメッセージをNさんに送る。
「帰りのフェリーですが、13時30分の便に乗ります。加太に着くのは、13時55分ぐらいかと思います」
しばらくして、Nさんから返事をもらう。
「分かりました。その時間に、船着き場付近で待ってますね」
まぁ、スケジュールがはっきりした時点で、相手にそれを伝えるのは当たり前。
しかし、それができない人もいる。
我がサイクリングチーム(2022年の活動は0)のメンバー、AさんとBさんだ。

Aさんは、基本、音信不通。
連絡が繋がっても、会う際は遅刻。
常に遅刻。
遅刻するなら早めに一報を頂きたいが、それが無い。
Bさんも遅刻が多い。
というか、遅刻が当たり前。
そして、「○○分ぐらい遅れます」の連絡も無い。
会ってから遅刻の言い訳をクソほどするが、事前に連絡は無い。
また、遅刻ではなく、逆に…だ。
待ち合わせ時間の2時間前に現れる、理解できない行動を取ることもある。

「あの人ら、最近、どうしてんのかな?」
彼らの顔が頭に浮かぶ。
「あかんわ」
「何か、縁起悪いよな」
「忘れよ」
頭を振りながら、俺は第2砲台跡を離れた。

つづく

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