(990)ロードバイクには乗らず、友ヶ島を歩く~俺が言いたいこと~

団扇の代わりに、観光マップで顔をあおぐ。
パタパタと。
「これでなぁ、少しでも涼しくなったらええなぁ」
そう願ったが、効果を実感しない。
「あぁ…」
引き続き、汗まみれで山道を歩く。
と、ラフな格好のおっちゃん(お爺ちゃん?)を先頭に、5人の集団が前から歩いてきた。
「ええ景色やったなぁ」
「ほんまに見晴らしが良かったわぁ」
すれ違う際、彼らの話し声が耳に入る。

10mほど進むと、大展望台へ続く長い階段が見えた。
「さっきの人らは、ここに行ってたんやなぁ」
「そんなにええ景色なんやったら、俺も行っとこか」
「まぁ、休憩もしたいしなぁ」
一段、一段と階段を上る。

暑い…。
辛い…。
死にたい…。
消えたい…。
休憩をするために展望台へ向かっているはずが、余計に体を痛め付けている…ような。
「あぁ…」
上り切ったら、炭酸飲料を買ってごくごく飲みたい。
炭酸飲料に癒されたい。
が、「そもそも、自販機なんて置いてないかぁ」とも思う。
ここ友ヶ島は、飽くまでも無人島。
観光地ではあるが、普通の観光地ではない。
何かと不便で、ちょっとワイルドな観光地。

上り続ける。
暑い…。
辛い…。
死にたい…。
消えたい…。
仕事なら分かる。
仕事なら分かるが、仕事でもないのに、何故、俺は拷問を味わっているのか?
クソ暑い中、クソ長い階段を上ったところで、1銭の得にもならない…にも関わらず、何故、俺は苦しみに耐えているのか?
自分なりに、納得できる答えを出したい。
しかし、暑すぎて思考力0。

それにしても、「展望台」という言葉は悪質だと思う。
絶景を楽しめる…と期待させておいて、たどり着くまでが地獄。
以前、Sさん(三重県在住 40代 男性 このブログを読む人)とロードバイクに乗り、鳥羽の展望台を訪れた際、しつこい登りに苦労した。
まぁ、絶景を目の当たりにした気もするが、疲れすぎて記憶に無い。
同じく、Sさんとしまなみ海道を走った時も、どこかの展望台に寄って半泣きになった。
「いつまで登りが続くの…?」と。
まぁ、絶景を目の当たりにした気もするが、疲れすぎて記憶に無い。
つまり…だ。
俺が言いたいのは、「展望台」という言葉に惑わされれば、それなりの苦労、リスクがある…ということだ。
そして、もうひとつ。
この記事を読むあなたは、この不人気ブログを救済するため、「『ロードバイクに乗って、大人の階段を下る』ってブログ、とても面白いよ。オススメ!」と、周りの人に伝えること。
ノルマ500人。

長い階段を上り終え、広場に出た。
ベンチに腰掛け、景色を眺める。
「あら?あの島は、淡路島やろか?」
「えっらい近いなぁ。淡路島と違うんちゃうか?」
少し気になり、現在地を確認しようと観光マップを広げる。
現在地を把握し、俺が見ている方角を考えれば、淡路島かどうか判断できる。
ただ、観光マップは南北が逆。
「南北が逆やから、俺が見ている方角も逆で、え~と、面倒くさいわ!」
暑さのため、ものを考える作業がわずらわしい。
やめ。

つづく

いつも読んでくれて有り難うございます。
これからも宜しくお願いします。
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