(235)あ、梅田には、SHIMANO SQUAREがある!-2

自転車部品の世界的メーカー、SHIMANO製品のおかげで、俺は日々ロードバイクに乗り、趣味を満喫している。
コンポーネント(部品)は、105だ。
SHIMANOのラインナップでは、中の上?中の中?にあたる。
まぁ、 俺なんかより、競技としてもっと上を目指している人からすると、「105?論外やろ」と感じるかも知れないが、俺自身は105で十分満足しているのだ。

先日、梅田にあるグランフロント大阪の北館4階、SHIMANO SQUAREを訪れたが、休館日ということで、やりきれない気持ちになった。
それが、どうも心に引っかかり、再度、足を向けてみる。
「この1週間、何回梅田に行ってんねん?」と思いながら。

大阪駅の2階から、空中通路を歩く。
結構な人混み。だったが、SHIMANO SQUAREの前に着くと、辺りには、あまり人がいない。
土曜日の夕方なのに。北館が、大阪駅から少し離れているからだろうか。

「OK。休館日じゃない」。
俺は入館する。
左手に、SHIMANOが運営しているであろう、カフェの受け渡し口やレジが見えた。
店員の女性がひとりいる。
「展示品の写真を撮影してもいいですか?」と聞こうとしたが、「この人、カフェのスタッフなんやろな。支配人みたいな人はおらんのかな?」。
館内をうろうろすると、入口から見て右手、奥の方に受付があり、また別の女性スタッフがひとり立っていた。
何かあらたまった服装をしている人なので、「この人に確認を取ろう」と思う。
「あの、展示品の写真を撮影してもいいですか?」。
「どうぞ」。
お互い会釈して、俺はスマートフォンをジーンズのバックポケットから取り出し、写真を撮る態勢に入る。
その時、女性スタッフの「ありがとうございます」という声が、耳に入った。
「こちらこそ、ありがとうございます」と心の中で呟き、俺は真横の展示に目をやる。

SHIMANOのラインナップで、最高級コンポーネント、DURA-ACEに見とれる。
「これが、最高の機材かぁ」。
デュアルコントロールレバーの前に立ち尽くしながらも、自然と、俺の親指以外の指が動いた。
目を下に、そして右に向けると、105。
普段使っている105だが、こうして見ると格好いい。
クランクとスプロケ。
「あぁ、俺のん、最近、洗ってないなぁ。黒ずんでるかもなぁ」。
ちょっとした罪悪感が、俺を支配した。

振り返ると、ホイールのコーナー。
まぁ、コーナーと言っても、4本だけだが、これまたDURA-ACE。
俺は、ディープリムのホイールに目を奪われた。
正直に言うと、ホイールを購入する際、SHIMANOを有力な候補として考えたことはなかったが、この時、「これで走ってみたい」と直感的に感じた。
無意識に右手が伸び、ホイールをコロコロ回す。
「あ、写真撮影の許可はとったけど、触ってもええんやっけ?」と思い、右手を引っ込め、太ももの横にくっつけた。

その場から立ち去り、別のブースに向かおうとする俺。
書店に並んでいる自転車雑誌から、おそらく日本語で書かれていない、古そうな自転車雑誌が陳列され、その横にテーブル。
カフェと一体化したお店なので、展示品を見たり、自転車雑誌を読みながら、コーヒーやビールを飲むことができる造りになっているようだ。
この日、俺には時間が無かったので、何も飲まず食わずだったが、「次来る時は、ゆっくりしたいなぁ」と思う。

では、次に進もう。

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