(251)俺のチーム飲み会と、オーダージャージの××。-2

チームのため、パールイズミの担当者さんへ、オーダージャージについてのメールを送信した。
去年も、同じくオーダーの件でメールのやりとりを繰り返したが、こちらが用意した画像に問題があり、結果的には頓挫。
俺には、その時感じた申し訳無い気持ちがある。
また、「担当者の人に、『また、こいつか!?』って思われへんかったらええんやけど…」と、不安も感じる。
それに、チームのメンバーに、「伊勢志摩サイクリングフェスティバルがある12月1日までに、ジャージ、間に合うと思いますよ」。
早とちりして、そう言ってしまった手前、「ジャージ作られへんかったら、どう尻拭いしたらええねん…?」と、考えただけで息苦しくなる。

担当者さんからの良い返信を待つ。
俺がメールをした日は祝日だったため、当日の返信は無かったが、次の日、来た!
「よかったぁ…」。
俺は、胸を撫で下ろし、そして返信に目を通した。

懸念事項その1である、「××の画像の解像度は、ジャージの作成に使えるものなのか?」という質問に対し、とりあえず問題無いようだった。
ご親切に、返信にはxxを反映したデザイン案が添付されており、俺の方でも確認したところ、問題無し。
懸念事項その2は、納品日について。
「今からオーダーして、11月末に納品されることを希望していますが、やっぱり、現実的に無理ですよね?」に対し、「確かに、現時点で既に厳しい状況ですが、デザイン案の完成と入金を早急に対応することで、目指すことは可能です」と。
この「目指すことは可能」というフレーズが、俺の心に火をつけた。
可能性が残されているなら、やれることはとことんやるべきだ。
また、担当者さんの協力的な姿勢が文面から伝わり、それが心強くも感じ、素直に嬉しかった。

仕事中に悪いとは思いながらも、チームのメンバーにメール。
まず、「実は、注文から約40日後に完成、納品ではなく、約40営業日の間違いでした。自分の勘違いです」と自分の愚かさを伝えた。
そして、「ですが、あちらの担当者の方から、『目指すことは可能』と言ってもらいました。100%の保証までは頂いてませんが、こちらが早目に対応すれば、それに応えてくれると自分は感じました」。
「自分は、『目指す』方向で進めたいです。しばらくの間、皆さんに確認や報告のメールを何通も送ることになると思いますが、早目の返信をお願いします。皆さん、ご協力下さい」。
メンバーの中に、メール不精の人がひとりいるのだが、彼から「最速でジャージが出来上がることを希望しています。目指しましょう」と返信をもらえた時は、「これはいける!12月1日までに、ジャージは納品される!」。
それを確信した。

サイズについて、また、ネームやポケット付きファスナーなどオプションについて、メンバーに確認を取り、俺の方でまとめて、担当者さんに伝える。
その後、回答してもらい、それをメンバーに伝え…を繰り返し、デザインも含め注文内容がほぼ決まりかけた。
が、その時、急に返信が来なくなる。
え?
担当者さんは、いつも親切で早急な対応をしてくれている。
なのに、何故?
何故、返信が来ないのだろうか?
俺なりに考えてみたが、わからない。
ふと、「もしかして、俺、担当者さんにすごい失礼なメールを送ったのかも?」と思い、最後に俺が送信した内容に目を通す。
と、体が凍りついた。
文頭に、「お世話になっています。」と書いたつもりでいたが、俺が目にした文字は「お世話になっていますを」。
「『お世話になっていますを』って、書かれてるやんけ!誰がこんなんしてん!?(俺)」。
確か、このメールを打ったのは、仕事中。
バタバタしていた。
左手でパソコンを操作しながら、右手でスマホを持ち、焦りまくりの精神状態でメールを打ったのだ。
そうそう。
まぁ、ただの言い訳にしかならないが。
それにしても、誤字もひどいが、確認を怠った自分が情けない。
「あぁ…、多分、担当者さんは、馬鹿にされてると思って、返信をくれなくなったんやな…」。
「事情を説明せなあかんし、謝罪文を送ろうか…」。
一晩、悩んだ。

翌日の昼前、普通に返信が入る。
「よかったぁ」。
素直にそう思うと同時に、「何故、昨日返信をくれなかったのか?」が疑問として残った。
考える俺。
おそらく、俺が「お世話になっていますを」メールを送った日は、これまた、世間では祝日だったため、担当者さんはお休みだったのだろう。
俺は、「そう、それだけの話だ」と思うようにした。

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