(40)人生のロールモデル。それは、「こんまり」。俺は生まれ変わる。-1

部屋が汚い。
布団を中心に、円を描くように散らかっている。
気がむけば掃除をしているが、またしばらくすると、布団のまわりにペットボトル、本、コンビニ弁当の空き箱が配置される。
掃除をしなければ、その汚いエリアがさらに拡張され、足の踏み場を確保しながら部屋の中を移動しなくてはいけない、とても不便な環境となる。

最近、ロードバイクのフレームの汚れをとったり、チェーンの清掃をする際、クソ寒い中、マンションの1階にある駐輪場に出て作業している。
それもこれも部屋が散らかっているせいだ。
室内において、清掃するスペースを確保することができない。
また、以前、ブレーキシューの交換をした時、手が滑ってネジが床に落ちた。
普通なら、ただ拾えばいいだけなのだが、俺の部屋は、まるで地層のように本やチラシ、段ボールが積もっている。
そのどこかの層にネジが紛れ込み、ネジを探すだけでも一苦労だった。
本来の作業より時間と体力を浪費した。

自分でも思う。
俺の部屋は、はっきり言って、最低の部屋だ。
部屋の掃除をすれば、すべて解決するのだが、なかなか気持ちが乗らない。
面倒なことは、なるべくしたくない。

このだらけた性格に問題がある。
40歳を過ぎて、「今さら?」と自分でも思うが、俺は生まれ変わらなければいけない。
その切っ掛けを俺は探していた。

先日、出勤して、パソコンをたちあげ、なんとなくニュースをチェックした。
いつものルーティーンだ。
日韓レーダー照射問題から松屋の新メニュー、ケニー・オメガ&クリス・ジェリコのAEW移籍についての重大なニュースなどに目を通しながら、緑茶を飲む。
その時、「え?」。
ニュース一覧の中で、俺が生まれ変わる切っ掛けになるかも知れない、ある記事がそこにあった。
「世界を席巻する『こんまり』メソッド~~」

芸能人、有名人に疎い俺は、「こんまりって誰?」と思い、記事を読んでみた。
内容は、片付けコンサルタントという肩書の近藤麻理恵氏という女性の整理整頓術が、世界的に評判がいいとのこと。
「世の中には、あらゆる分野でプロフェッショナルはいるもんだな」と感心したのと同時に、「これに賭けてみよう」と決意する。
子供の頃から部屋を散らかし、「散らかってる方がかえって落ち着く」というクズとしか言い様のない悟りを開いた俺だが、こんまりメソッドで生まれ変わるかも知れない。
近藤麻理恵氏を人生のロールモデルとして、俺は生まれ変わるんだ。

※この記事は、2019年2月6日、俺が別のブログに投稿した文章を、加筆、修正したものです。

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