(168)広島旅行1~2日目。明日の予定を検討。発想の転換が必要だ。

ホテルで仰向けになり、今日の辛い思い出にふけ、眠りにつこうとしたが、肝心なことに気付いた。
明日、2日目に宿泊するホテルを決めていない。
やばかった。
路頭に迷うところだった。
ナイス思い出し、俺。

寝転がってスマートフォンをいじる。
楽天トラベルで、ホテルをチェック。
「尾道市」で調べてみると、無い。
俺にとって、都合のいい部屋(素泊まり、シングルで5,000円代)が無い。
「前もって、予約すべきやったなぁ」と反省し、次の候補を探す。
「三原市」。
三原なら尾道から近いので、ロードバイクに乗って行けば、すぐに尾道に着く。
ゆとりを持って、観光もできるだろう。
「検索」。
無い…。
もう少し予算を増やせばなんとかなりそうだが、条件を変えたくない。
「竹原市」、「検索」。
呉に出るまで、竹原を走ったが、案内標識に「竹原町並み保存地区」とあり、「古い町並みが残っているのかぁ。どんな所やろ?」と興味を持った。
「うん、竹原に泊まろう。町並み保存地区も観光しよう」と思ったが、無い…。
俺にとって、都合のいい部屋が無い…。

「お手上げやなぁ」と諦めかけたが、諦めてしまうと、残された道は、野宿。
それだけは回避したい。
「発想の転換が必要だ。何か答えがあるはず」。
さっきまで、半分寝かけていたが、頭のスイッチが完全に入った。

尾道、三原、竹原。
呉から見て、東側の町にこだわるのをやめよう。
尾道観光も、今回は諦めよう。
西に目を向けるのだ。
「広島市」、「検索」。
都合のいい部屋が、いくらでもあるではないか。
その中から、街中にあり、比較的安めのホテルを予約した。
これで、後顧の憂い無く、俺はぐっすり眠りにつく。

翌朝(2日目)、Mさんとモーニングを食べ、予定を話し合った。
Mさんは、呉にいる親戚の家に行くとのこと。
「俺は、広島市で1泊しますわ。また明日の昼頃には、呉に戻ってくるので、また車に乗っけて下さい。帰りもお願いしますわ」と伝え、別れる。
チェックアウトが正午だったので、それまで部屋でゴロゴロした後、旅の用意をした。

「なんか、またハンドルだけ輪行バッグからはみ出てるけど、まぁええか」。
荷物を担いでエレベーターに乗り、1階に降りる。
チェックアウトを済ませて、ホテルの前に荷物を投げ捨て、輪行バッグを開けた。
フレームにホイールをはめたり、なんやかんやと面倒くさいことをして、準備完了。

呉市から広島市まで、30㎞も無い距離。
はっきり言って、余裕だ。
俺は、サドルに跨がって、ゆっくりとペダルを回す。
この日も天気が良く、呉を囲む山も海も、そして空も、青々としていた。

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