(317)Stravaで悲惨な記録を叩き出した、大阪城ライド-3

気持ちだけ先走るが、ホイールは回らない。
少し走って停止。
少し走って停止。
渋滞の中、絶望的な気持ちになる俺。

10分前のことだ。
俺は、大阪城公園にいた。
適当に公園内を走って回り(かなり低速)、「そろそろ帰ろか」。
「ええ機会や。帰りに日本亭に寄って、唐揚げ弁当を買お」。

関東に住んでいる人にとって、日本亭は身近に感じられるかも知れないが(そうでもないかも知れないけど)、こっちは店舗数が極端に少ない。
「日本亭のでかい唐揚げ弁当、食いたいわぁ」と思っても、最寄りの店舗は遠い。
電車に乗るかロードバイクで1時間近く走らないとたどり着けない。
ただ、この時は大阪城にいたので、「松屋町店は近いな」と思い、でかい唐揚げの弁当を買いに行くことにした。

スマートフォンのアプリ「自転車NAVITIME」によると、大阪城から日本亭松屋町店まで2.2㎞。
「まぁ、10分ちょいかな」と思ったが、余裕を持って「20分後に伺いますので、デカ3弁当(でかい唐揚げが3つの弁当)を作っててくれませんか?」。
お店に予約の電話をした。

が、20分以内に着かないかも知れない。
渋滞で地獄絵図のような中央大通り。
車の流れが停止した車道。
当然、ロードに乗る俺も停止。
信号も多い。
「歩道走った方が速いちゃうか?」と考える。
イライラ…。
焦る…。
と、アホそうで調子乗ってる感じの兄ちゃん発見。
路上駐車の車をすり抜けながら、彼が乗る自転車は俺を横切った。
逆走で。
「ほんま、腹立つわぁ…」。
余計にイライラする。

距離的には目と鼻の先なのに、なかなか走る機会、進む機会が少ない中、やっと松屋町筋にたどり着いた。
「助かった。中央大通りほど混んでいない」。
やっと、まともにクランクを回すことができる。
久々の爽快感だ。
日本亭に向けて突き進み、「間に合ったぁ」と一息つきながら、ロードを店の前に止め、OTTOLOCK!(←シャウトする感じで読んで下さい。声に出すのもアリ)
入店し、予約した名前を告げると、「まだできてません」と…。

5分ほど店内の椅子に座って、デカ3弁当が出来上がるのを待った。
「この時間もStravaは記録してるんかな」と悩んでいると、「お待たせしました」。
任務を遂行した気分になり、西宮まで帰る。
15㎞ちょいの距離だろうか。
まぁ、正確な距離はわからないが(調べたらわかるが)、家に帰るまで、走りながら意識しなくてはならないことがある。
Stravaのスコア?
ではない。
もっと大事なこと。
それは、弁当を地面に対し平行に持って走ることだ。

至難の技だった。
走っていると、左手首にぶら下げた、弁当を入れたビニール袋が動く。
弁当が地面に対し垂直になってしまう。 
ドロップハンドルの形状が不幸な方向に作用しているようだ。
「これはやばいな」と、ビニール袋と弁当の位置を調整しつつ走ったが、走りに集中できない。
悪循環です。

家に着き、弁当の蓋を開けると「残飯?」と思った。
気を付けて走ったつもりだが、結局、中身が片寄ってしまった。
「まぁ、見た目は悪くなったけど、食ったらうまいはず」。
唐揚げにかぶりつき、ご飯を頬張り、唐揚げにかぶりつき…を繰り返し、素直に感じた。
「日本亭、最高やわ。デカ3弁当、最高やわ」。
うまい上に腹いっぱいになった。

気持ちに余裕が出来たので、Stravaでアクティビティを確認。
悲惨だった。
数値を見ないように確認するのが難しい。
このブログを読んでくれている人で、Stravaを俺に教えてくれたSさん以外には公開できるものではない。
恥をさらけ出す度胸が俺には無い。
「これは墓場まで持っていこう」と思った。

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