(361)初めて走る「尼っ子リンリンロード」-1

西宮市に住んでいる俺にとって、武庫川サイクリングロードは最も身近なサイクリングコースだ。

一応、丁寧に説明すると、武庫川は西宮市と尼崎市の境界線となる。
武庫川を挟んで西側が俺の住む西宮市。
甲子園球場があったり、「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台になった市です。
東側は尼崎市。
ダウンタウンの出身地。
お上品な街並みもあるが、一般的なイメージとしては、「庶民的な土地柄で、安くて旨いものが食える」ではないだろうか。

西宮市側は、アスファルトの道が整備され(少々、亀裂が入りボコボコだが)、武庫川サイクリングロードがある。
尼崎市側は、ジョギングには適しているだろうが、土の道だ。
ロードバイクで走るには適していない。
ただ、サイクリングロードではないが、尼崎側の海に近い道、工場に囲まれた辺りは走りやすくて良い。
ちょくちょくトラックは走っているが、基本に交通量は少ない。
その上、道が広いので、ロードでも快適に走ることができる。
正直、「穴場」と思う。

たまに、尼崎の海側に向けて走ると、途中で道が左に折れ、工場、工場、工場。
以前から気になっていた。
「直進できる道、もっと海に近付ける道があるはず」と。

何かで知ったが、海側には海釣り公園があるそうだ。
Googleマップで確認。
俺が走ったことのある道のさらに海側に、「尼崎市立海釣り公園」。
やっぱりある。
はっきりとある。
「で、どうやってそこまで進めるんや?」。

さらにGoogleマップで調べると、いつも左折していた道の脇に、海側まで直進できる道が…あるではないか!
「知らんかったわぁ」。
続けて、ネットで色々調べてみると、新発見。
海釣り公園と尼っ子リンリンロード!
激アツ!

それでは、解説しよう。
尼っ子リンリンロードについて。
このサイクリングロードは、尼崎市ポータルサイトに掲載されているので、尼崎市認定、推奨のようだ。
格式を感じるね。
マップをダウンロードして、目を通す。
スタートは阪神尼崎。
飽くまで俺の中では、尼崎市の中心は阪神尼崎だ。
ごちゃごちゃして賑やかな味わいがある。
その阪神尼崎駅辺りから、繁華街を経て西へ進み、下町の風情を感じながら南へ進み、また西に向かって工業地帯を経由。
「海が近くなったな」、「何かほのかな自然の香り、潮の香りがするな」と、さらに南へ進むと海釣り公園にたどり着く。
マップに目を通して、俺はそうイメージした。
あながち間違いでは無いと思う。

尼崎市から見て西側に住む西宮市の俺からすると、「このマップを逆から走ったらええやんけ」と思い、スタート。
とりあえず、武庫川沿いの尼崎側を、海に向かって走った。

見慣れた景色の中を快適に走ると、ゴルフの打ちっぱなしが見えてきた。
いつもなら、道の流れに任せて左折し、工業地帯に進むところだが、Googleマップを確認。
確かに、海へ直進できる道がある。
「あ、これか」。
注意深く辺りを見回さなくても、簡単に見つかった。
「今まで、俺はぼんやりしてたようだ」と思う。

初めて走る、海釣り公園への道。
クランクを回し始め、「自転車レーン、ちょっと狭いな」と思ったが、他に誰も走っていない。
俺が道を独占していたので、特に窮屈さを感じず進めた。

10分もかからずに着いた。
少ない人数だが、釣り人をちらほら目にする。
「平日の昼間に釣りしてる人おるでぇ」。
「まぁ、平日の昼間にロードに乗ってる俺も、なかなかええ身分やな」。
そんなことを考えながら、公園内をぶらぶら。
まぁ、釣りに興味が無い俺にとって、あまり有意義な公園と感じない。
5分もかからず、海釣り公園を後にした。

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