(397)買ったばかりのマスクをして、御前浜橋へ釣りの見学に-1

仕事の後、酒を飲む。
「この前、鳴門行く言うてましたよね?どうでした?」。
飲み屋の店主Rさんに聞かれ、ロードバイクお遍路について端的に話した。
まぁ、がっつり語ったところで「だから何?」となるので端的にね(記事にはがっつり書いけど)。
「一緒に行ったNさんは、釣れました?真鯛」。
「どうやら、カスリもせんかったっぽいですね」。
そこから釣りの話になる。
以前は、Rさんも趣味で釣りを楽しんでいたとかなんとかかんとか。
最後に「krmさんも釣りをしたらいいじゃないですか。釣った魚を持って来てくれたら、うちで料理しますよ」。
「バチン!」。
脳内でスイッチが入った気がする。
「一度、俺も釣りをしてみようか」。

中学の時、何かの合宿のようなもの(忘れた)で釣りをした経験が俺にはある。
ただ、餌のゴカイを触るのが困難だった記憶しか残っていない。
小学生の頃、母親の友人の旦那が釣りの新聞?記者で、取材の際、どこかの川に俺も連れて行ってもらったが、おそらく釣りをしていない。
覚えていない。
川の隅に、大量の虫(カゲロウ?)の死骸が浮いているのを見た記憶のみ。

と言うわけで、釣りに対する経験がほぼ0の俺だが、Rさんの一言で前向きになった。
ただ、釣りを始めるにも道具が無い。
また、なるべくなら教えてくれる人もいてほしい。
「ここはNさんやな」。
いつも俺を鳴門に連れて行ってくれるNさん。
鳴門では、いつも真鯛を釣っているNさん。
「まずは、Nさんが釣りしてるところを見学させてもらおか」。
早速、メール。
近場で釣りをする時、俺も連れて行ってほしい旨伝えた。

「わかりました。すぐに日程を調整します」。
「場所は西宮浜にしましょう」。
「釣りは奥行きがあって楽しいです。是非、krmさんにも感じてもらいたいです」。
Nさんから返事が連発で入った。
釣りに対する情熱を感じる。
次に、俺の方から「日程と待ち合わせ場所が決まれば、また教えて下さい」とメール。
「決まりました。×日の朝6時です」。
「待ち合わせ場所は、『西宮浜 跳ね橋』で検索して確認して下さい」。
「『跳ね橋』は、正確には『御前浜橋』です」。
釣りが絡むと対応が早い。
また連発で返事が入った。
「自分はロードバイクに乗って行きますが、釣りの間、Nさんの車に積んでもらっていいですか?」。
「はい、大丈夫です」。
すんなりと話が決まり嬉しかった。
また、前向きに対応してくれたNさんに心から感謝した。

が、「ほんま最悪やでぇ」。
「やってられへんわぁ」。
当日、朝早く起き、ささっと用意をして俺は家を出た。
そして、待ち合わせ場所に向かう中、クランクを回しつつひとりで愚痴りまくる。
「何で朝の5時半に家を出なあかんねん…」。
「早すぎるねん」。
「異常やねん」。
「普通に眠たいっちゅーねん」。
「だから、嫌やねん」。
「だから、釣りする人と一緒に行動すんの疲れるねん…」。
「自分からお願いしといて何やねけど…」。

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