(418)ロードで鳴門を登る~撫養城周辺をうろうろ~

鳴門駅から少し東にある住宅街を走ると、小高い山の上に撫養城の天守が見える。
wikipediaによると、実際には天守の無いお城だったと。
でもいい。
模擬天守でもいい。
俺は萌える。

商店や家が並ぶ狭い道が続く。
と、「おお!」。
バス停を発見。
「こんな細い道にバス走るんかぁ。信じられへんわ」。
新鮮と言うか斬新と言うか、「これだけでも来た価値あったなぁ」と思う。

「そっれにしても、どっから登るねん?」。
天守へ、頂上へ続く道があってもよさそうなものだが見当たらない。
「しゃあないな」とGoogleマップで確認。
「え、嘘…。さっきのバス停の近くにあるやん」。
見落としていたようだ。
「しゃあないな…」。
来た道を戻るためUターンしようとしたが、「もうええかぁ」。
急に面倒くさく感じ、Nさん(50代男性 真鯛釣りで鳴門に来るついでに、俺も連れてきてくれる人)との待ち合わせ場所に戻ることにした。

再度Googleマップを現在地を確認したところ、撫養川大橋が近い。
行きは橋の入口を探すのが鬱陶しく思いスルーしたが、帰りはどこから渡れるかGoogleマップでしっかり確認した。
ので大丈夫。

時速20㎞未満でちんたら進み、橋のたもとから「1、2、1、2」。
ふと考える。
「今日何回目や?橋、登るん」。
「朝から登ってばっかりやったけど、山はしゃあない。山はわかる。山は登るもんや」。
「ただ、平地で登らせんといてくれよ。橋、勘弁してくれよ」。
「俺は登りが大嫌いや」。
愚痴りながら怒りながら、俺は一気に駆け上がった。

登りきったところで足をつき、ぼけっと景色を眺める。
「駅はあの辺やな」。
「商店街があって、ちょっと開けたところやのに山も見える。ぼこぼこと山あるよな」。
川に目をやると、いくつものボート。
「この辺は一家に一台なんかな」。
「うちの実家(大阪市内)の近くには、いっちょまえにタワーマンションが建ったけど、鳴門の方が風情あるわ」。
「生活感があっていいねぇ」。

橋を下り、15分ほどで待ち合わせ場所の渡船乗り場に着いた。
が、スマートフォンで時計を見ると13時前。
Nさんが釣りを終えるのは15時なので、まだ2時間以上ある。
「よし」とロードの前輪を外し、車のトランクに積めて「鳴門における俺なりの贅沢をしよう」と思う。

渡船乗り場からSPD-SLシューズでペンギン歩きして20分ほどのところに、「福丸水産」と「魚大将」という飲食店がある。
海の幸が豊富な鳴門のお店なので、両方とも魚がメインで、また両方とも評判が良い(食べログ情報)。
魚大将には過去に一度伺ったが、サーモンの刺身もカキフライ定食も美味しく頂けた。
が、ランチの終わる時間が早いので、Nさんが釣りを終えるまで時間を潰したい俺にとっては都合が悪い。
と言うわけで、福丸水産に向けて歩く。
SPD-SLシューズで。
「カツカツ、カッカッ」。

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