(474)ロードの旅 ビワイチ編~負傷した右手と右胸が痛いったらありゃしない~

「ビワイチ完走、お疲れ様でしたー」というわけで(俺は足引っ張りまくったけどね)、打ち上げだ。
Sさん(同行者 この不人気ブログを読んでくれている心優しい人)と待ち合わせ、守山駅近くの鳥貴族に行くことになった。
「今からホテルを出ます」。
別のホテルにいるSさんへメールをしたところ、「鳥貴族は駅の西、東の通路を出たとこです」と返事があった。
「?」。
「駅の西、東の通路?」。
「西なんか東なんかどっちや?」。

駅の下を通る地下道を歩き、とりあえず西側に出た。
ロータリーを正面に北東の方角に目をやると、飲み屋が何軒か入ってそうなビルを発見。
「多分、あのビルやな」。
向かってみると、鳥貴族の看板。
「で、このビルのどこにあるん?鳥貴族」とビルの中に入り歩き回ったところ、ビルの裏側にあった。
「わかりにくいねん…」。

店の前には、既にSさんがいた。
「お疲れ様です」。
「お疲れ様です」。
店内を覗くとそこそこ混んでいる雰囲気だったが、待たれることもなく席に案内され、まずは生ビールを。
習慣で、ジョッキを右手に持ってしまち「痛いよ…」。
そうだ。
落車して負傷しているのだ。
右胸も痛いので、ビールなんて飲んでる場合でもなく、今すぐベッドで横になりたい。
俺のテンションはとことん下がっていた。
ただ、Sさんは「とことん飲み食いしましょー!」というノリ。
縁があってSさんと走り機会が生まれ、Sさんと飲むこともできる。
ビールを喉に流し込み、俺なりに深イイ話でもしようと思ったが、特に何も無く…。
また、SさんはSさんで、興味津々にタッチパネルのメニューを操作していた。

焼鳥を適当に注文した後、キャベツを食いながら謝る。
「足を引っ張りまくってすみません」と。
Sさんは「いえいえ、気にしないで下さいね」。
その言葉を頂いて本当に嬉しいが、「気にするわ」。
俺が転倒したせいで一気にペースが遅くなり、ビワイチに11時間もかけてしまったのだ。
本当に申し訳無い気分だ…が、キャベツ盛にはまってしまい、食ってるうちに贖罪の意識は徐々に薄れた。

ハイボールにささみわさび。
「最高やな」。
腹も心も満たされる。
しかし、右手も右胸がどうしょうもなく痛い。
本当は、せっかくの機会なので遅くまで一緒に飲み食いしたいが、コンディションが悪すぎる。
「すみません。自分はそろそろホテルに帰りたいと思います」。
店を出て駅前まで歩き、Sさんと別れた。
おそらく、Sさんはひとりで天下一品でラーメンを食ったと思う。

ホテルに戻り、ベッドに入って即寝た。
翌朝、風呂に入ろうと思い、ベッドから出ようと思ったが、右手と右胸が痛すぎて起きられない。
「まずはうつ伏せになって…と」。
「右膝を立てた後、左膝を立てて」。
「左手だけで腕立てをする感じで…」。
「よし、起きれた」。
めっちゃ面倒くさい。

チェックアウトを済ませ、輪行バッグを左肩に担ぐ。
守山駅に向かってちんたら歩きながら、「最悪やったな」。
「怪我さえなければ、最高のパフォーマンスを発揮してたのにな」。
今回のビワイチは、悔やまれることだらけだ。
次は落車しないように気を付けて楽しみたい。
ちなみに、「9月4日にまた走りましょうか?ビワイチ」ということで、Sさんと話を進めている。

つづく

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