(552)ロードバイクに乗って淡路島を走る~道の駅あわじ~

明石海峡大橋の手前にあるコンビニでは、コロナウイルス感染がどうたらでトイレを借りることができなかった。
ただ、俺は保険をかけている。
橋のたもとにある「道の駅 あわじ」に寄ればよい。
コンビニから2、3分の距離だ。

サドルから降り、ハンドルに軽く手をあてて歩く。
海鮮丼や穴子の店が存在感を発揮しているが、俺は海の幸よりも肉派。
トイレに寄った後、淡路牛バーガーの店が目に入ったので、「せっかくやし食べて行こか」。
店の前で足を止め、貼り出されメニューを確認。
「帰ってからNさん(50代 男性)と近所で飲む予定やから、ここではあんまりがっつり食わん方がええな」。  「なら、一番安いのでええやろ」。
と言うわけで、入店…しようとしたが、ロードバイクをどこに止めればよいのか悩む。

「サイクルラック、見掛けへんよな」。
先ほどトイレを借りた時も思った。
ロード乗りのメッカである淡路島の、それなりの施設でサイクルラックが無い。
「う~ん」。
どうも違和感を覚える。
まぁ、探せば施設内のどこかに設置されているのかも知れないが、探すのが面倒くさい。
ついでに、淡路牛バーガーの店に入るのも面倒くさく感じ、パス。

Nさんが淡路SAに俺を迎えに来てくれるまで、時間にはまだ余裕がある。
海鮮丼屋や土産物屋を抜けたところに広場があるので、そこでゆっくり景色を眺めて時間を潰そう。
ハンドルを押してとぼとぼ歩くと、明石海峡大橋が間近に見え、広場には子供が走り回っていた。
家族連れやカップルがちらほらと視界に入り、「いつものことやけど、ひとりでここに来たら虚しくなるよな…」。
俺はサドルに股がり、走り出した。

少し進むと、「岩屋商店街」。
遠目で見て「なかなかのさびっぷりやな」だが、帰ってからネットで調べたところ、レモンがたっぷり入った淡路島ハイボールの店があり、心が揺さぶられる。
「この先、訪れる機会があったら、ロードに乗ってハイボール…はあかんよな」。
「一応、飲酒運転やもんな」。
「かと言って、サイクリング以外でここに訪れる機会なんて、絶対無いよなぁ…」。

海に目を向けてクランクを回していると、「俺、港町を走ってるやわぁ」。
この後、岩屋港の前を通り過ぎて、少し進むとセブンイレブンが見えるはず。
セブンイレブンの前の交差点を右に曲がると、淡路SAに続く登り。
「あぁ、もうすぐゴールやわぁ」。
「ほんまに、『もうすぐ』なんやわぁ」。
早朝、寝不足でスタートした今回のライドだが、もう、やっと終わるのだ。
感慨深いものを感じる。
が、この後、また寝ぼけてしまい、ゴールが遠退いてしまうのだ。

つづく

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