(569)ロードバイクに乗って地蔵寺、そして大日寺へ。-9

今日は大晦日。
間も無く過ぎ去る2020年も悪質でくだらない記事を量産し続けた俺だが、このブログを通して1年を振り返ってみよう…なんて気はさらさら無く、前回の続きを書く。

「おぉ、鳴門駅やわぁ」。
俺は鳴門市民ではないが、その駅舎を目にすると「帰ってきた。俺の町に…」という気分。
まぁ、鳴門にはライドを目的に何度も訪れているため、いつの間にか心の中で「俺の町」になったのだろう。
今後、人から「どこに住んでるんですか?」と聞かれたら、「鳴門です」。
自然にそう答えてしまうかも知れない。

鳴門駅を終着駅とする鳴門線は、ホームの一部にベンチ、そしてそれを覆うように屋根が設置された程度の駅が多い。
また、一応駅舎はあるが、掘っ立て小屋みたいな駅もある。
もちろん無人駅だ。
しっかし、鳴門駅は違う。
駅前にロータリーがあり、また、観光案内所まである上、何よりも人の気配が存在する。
「さすがやな。鳴門駅」。
「ひと味違うわ」。
もう、唸る他ない。

というわけで、唸った後、Nさん(50代 男性)との待ち合わせ場所、渡船乗り場まで走ろうと思ったが、時間を確認すると「まだまだ余裕やな」。
ならばと、駅の近くにある商店街へ向かおうと思った。
前から気になっていた、持ち帰り専門の焼鳥屋「鳥文」さんに寄ってみたい。
進路を西に決め、商店街へ進む。

朝、鳴門の渡船乗り場を出発し通り過ぎた際はシャッター街だった。
率直に「この商店街、死にかけやんけ」と思ったが、もう昼過ぎだ。
お店はぽつぽつと開いており、その中に鳥文があった。

鳥文。
以前からネットを通して評判の良さを知り、一度買い物をしたいと思っていた。
お店の前で足を止め、ショーケースに目をやる。
もも串、きも串、つくね串…。
気になる。
玉ねぎ串…。
特に気になる。
1本100円前後で、どれも美味しそうだ。
適当に10本ほど見繕ってもらって、ビールを飲みながら貪り食いたい。
ただ、ふと思い出した。
行きつけのお店、いつも鳴門からライドした後に向かう福丸水産にも行きたい。
福丸水産で天ぷら定食を食いながらビールを飲むのだ。
「天ぷらにするか…、焼鳥にするか…」。
30秒ほど悩んだ結果、天ぷらを選択。
鳥文さん、また機会があれば伺います。

渡船乗り場に着いたのは、13時前。
Nさんが釣りを終えるまで、まだ2時間もある。
「OK。福丸水産でとことん飲もうか」。
駐車場に止められたNさんの車のトランクを開け、ロードバイクを積み込む。
ビンディングシューズからスニーカーに履き替え、「うん、今から天ぷらにビールやわぁ」。
ウキウキで福丸水産に向かって歩き始めたが、途中、現金を持っていないことに気付き、コンビニのATMに寄った。

つづく

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