(621)千博屋の唐揚げ弁当を目的とした淡路島ライド~たこの姿焼き~

16時10分。

「道の駅 東浦ターミナルパーク」の駐車場。
本心としては、寄り道せずに真っ直ぐ帰りたかったが、仕方が無い。
「着きましたよ」とNさん(50代 男性 趣味は釣り)に言われ、俺はシートベルトを外した。

それにしても不思議だ。
「どこか寄りますか?」と聞かれた時に、俺は何故か「東浦なんたらパークへ」と答えた。
「俺は何故ここを知ってるんやろ?」。
「前に何か用事でもあったんか?」。
そんなことを考えながら、特産品販売所にふと目をやる。
と、思い出した。
「そやそや、『たこの姿焼き』を買いたかったんやわぁ」。

ネットで「淡路島 グルメ」などを検索すると目にする、たこの姿焼き。
「これ、美味そうやなぁ」と以前から気になっていた。
ただ、東浦という場所が俺にとって都合が悪い。
俺が淡路島を走る際、早朝に岩屋(島の北端)にある淡路SAからスタートすることが多いのだが、時計回りに進むと、東浦に着く時間、辺りは真っ暗。
当然、お店は営業時間外。
反時計回りに進んだ場合は、時間的に買い物はできる…のだが、「あと少しSAまで走って、売店で天ぷらでも買って食おう」という気分になってしまう。

「うん、ええ機会やわ」。
カチャカチャ…とビンディングシューズを鳴らし、売場へ向かう。
値札を見て、「え?千円以上すんのかよ…」と少したじろいだが、「まぁ、ええ機会なんやから」。
そう自分に言い聞かせ、「たこの姿焼きをひとつお願いします」。
エプロンを着けたおばちゃんに声を掛けた。

精算を終え、引換券をもらう。
「出来上がったら番号を呼びますから、ちょっと待ってねぇ」。
「はい」。
店の隅からぼけっとおばちゃんを見る。
たこに小麦粉を付け、プレスに挟んで、そして焼く。
「おー、これはそんじょそこらのB級グルメと違うわ!」。

たこをカットしてもらう。
見るからに香ばしく、見るからに美味そうだ。
本当なら今すぐにでも頬張りたいが、昼過ぎに唐揚げ弁当を食っている。
持ち帰りにしよう。
おばちゃんに包んでもらい、車に戻った。

18時8分。

ちょっと気になっていた仕事の書類に目を通し、「さてと」。
たこの姿焼きと向き合う。
「おぉ、ピリ辛やなぁ。ほどよいピリ辛加減」。
口に含み、最初にそう感じた。
「これ、美味いよなぁ」。
続けて口に含む。
「冷めても美味いわぁ」。
また口に含む。
「これはビールが進む味やなぁ」。
ビールを買いに、俺はコンビニへ走った。

以上、「千博屋の唐揚げを目的とした淡路島ライド」について、内容の乏しい記事を長々と…1ヶ月近く書いた。
本来なら、東浦ターミナルパークの後に寄った淡路ハイウェイオアシスについても書くべきだが、「もう、やめておけ」と本能が訴えてくる。
うん、それが正しい。
淡路ハイウェイオアシスにおいての出来事を書くと、更に長く内容の乏しい記事になるため、割愛させて頂きます。

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