(695)ロードバイクに乗って、和歌山1泊2日の旅~6月25日~

「緊急事態宣言が解除されたら、飲み屋に行って浴びるほど酒飲みたいなぁ」。
ついこの間まで、仕事中やサイクリング中に、よくそんなことを考えていた。
が、いざ解除されると、浴びるほど飲むのは難しいと悟る。
まず、俺は飲むペースが遅い。
その上、飲み屋は時短営業だし、アルコール類の提供時間も短い。
とことん飲みたくても飲めない。

まぁ、それはそれとして、「緊急事態宣言が解除されたら…」シリーズで、もうひとつよく思ったのが、「ロードバイクに乗って旅行したいなぁ」だ。
1泊程度のちょっとした旅行。
いいねぇ。
行き先はどこにしよう?

岡山はどうだろうか?
数年前の真夏、ロードで岡山を目指し、暑さに苦しみ、「地獄やんけ…。二度と来るか…」。
当時は本能的にそう感じたが、今は違う。
暑くても、岡山まで余裕で走れそうな気がする(根拠は無い)。

京都もいい。
ロードに乗って、ぶらぶらと市内を観光するのだ。
「久々に三十三間堂に行きたいね」と思う。
たくさんの千手観音立像が彩る幻想的な空間。
「ここ以外に無いやろう」だ。
しかし、盗難の恐れがあるためロードの駐輪はできない。
中に入れない。
「ってことは、一緒に銀閣寺や金閣寺を訪れても、結局、観光スポットの入口巡りの旅になりそうやな」。
パス。

姫路にも行きたい。
目的は、姫路城。
「平成の大修理」を終えた後の天守を、俺はまだ間近で観ていない。
「ええ機会やな」と思う。

和歌山は…と頭に浮かんだが、「気乗りせえへんなぁ」。
何も和歌山に対するイメージが悪いわけではない。
これまで和歌山市には4、5回訪れている。
ごみごみしていない町並みも、グルメ(ラーメン)にも不満など無い。
ただ、家から和歌山へと進む道がかなり鬱陶しいのだ。

和歌山へ行くには、大阪を経由しなければならない。
この、大阪~和歌山間が本当に鬱陶しい。
以前にも記事に書いたが、うちの墓は大阪でも南の方。
和歌山の手前。
ロードに乗って墓参りするたびに、交通量が多い区間、交通量の割に道が狭い区間にはうんざりした。
また、全体的に信号が多すぎる。
走っていてストレスしかない。
「和歌山は無いな」。
選択肢からは除外と判断しよう…としたところで、「最近、墓参りしてへんよなぁ」。
考える。

6月25日の昼前、俺はサドルに跨がった。
まずはウォーミングアップのつもりでゆっくりと脚を回す。
まぁ、本気で回してもスピードはあまり変わらないが。
ちんたらちんたらと走り、2号線へ。
「よし、出発」。
武庫川を渡ると尼崎だ。
その先は大阪。
大阪を南へ抜け出し、和歌山を目指す。

つづく

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