(147)強風の中、明石焼きを食べる。Tさんとふたり、初めて走る明石ライド-2

愛車がマウンテンバイクのTさんと、一緒にどうサイクリングすれば良いのか?
俺はロードバイクなので、舗装路の上しか走れない。
Tさんはマウンテンバイクなので、ボコボコの道でも走れるが、長距離を走るにはあまり適していないと思う。
悩む。
まぁ、悩んでも話は進まない。
「舗装路を、せめて明石市ぐらい(片道40㎞程度)まで走りたいな」とTさんにふってみたところ、「OK」とご回答を頂いた。
Tさんは、最近、マウンテンバイクで通勤してるらしく、タイヤを舗装路に適したものに交換したので、少々の距離でも問題無いそうだ。

明石へのロングライド。
決行は、夏の終わり頃のある平日に決まった。
「今回のロングライドは、俺ひとりじゃなくて、Tさんも一緒なんやなぁ」と思うと、心から嬉しかった。
トイレ休憩や買い物でコンビニを利用する時、どちらかを見張りに立てることができる。
おかげで、ゴジラのクソ重いチェーンを持って行かなくてもすむ。
たったこれだけでも、良いことずくめではないか。

「明石ライドの前に、打ち合わせも兼ねて飲みに行こうぜ!」というノリで、Tさんに飲みに誘われた。
待ち合わせは、Tさんの家の最寄り駅。
俺は早目に着いたので、駅の近くの飲み屋で、ひとりで一杯飲みながら、時間が過ぎるのを待つ。
「あぁ、そろそろ待ち合わせ時間や」と席を立ち、駅に向かったが、Tさんはいない。
5分待ち、10分待ち、待ち合わせ時間を過ぎてもTさんは来ない。
白けきったところで、Tさん登場。
「何やねん?自分から誘っといて、何でやねん?」と思いながらも、ふたりで飲み屋に入った。

酒を酌み交わし、明石へのロングライドについて話をする。
Tさんは、急に弱気になったのか、明石までの往復80㎞に不安を感じているようだったが、「体力的に無理やと思ったら、途中で引き返しましょう」と俺は提案した。
「速度もゆっくり目で走れば、何とかなるでしょう」ということで、不安材料を払拭させ、待ち合わせ時間と場所を決め、打ち合わせはお開きになった。

明石ライド当日。
俺は朝の5時ぐらいに起き、タイヤに空気を入れたり、チェーンの清掃をしながら、テンションを上げていった。
待ち合わせ時間は、7時。
待ち合わせ場所までは、ロードで10分程度走れば着く公園。
気持ち、早目に行こうと出発し、待ち合わせ場所に着いたが、Tさんはいない。
朝の早よから、ひとりで公園。
暇だ…。
スマートフォンをいじったりして時を過ごし、約束の時間を迎えたが、Tさんは来ない。
更に、5分が過ぎ、10分が過ぎ…。
どうしたものかと考えたが、ここに来るまで、わざわざ準備をしてきたので、「もうええわ。帰って寝よう」という気にもなれない。
「しゃあないなぁ」。
朝っぱらから、今か今かと、Tさんを待つ俺。

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