(803)Bianchi ARIAで大阪臨海線を走って墓参り~俺と大阪市~

野田から少し南へ進むと、阿波座。
ここは、実家の隣町。
親近感が僅かにある。
「それにしても、様変わりしたよなぁ」
子供の頃は社会見学(小学校の行事)で訪れた、それなりに大きい郵便局があるだけの町…だったが、今は違う。
「ラーメン屋、増えてるやん」
「あ!このラーメン屋、まぁまぁ有名な店やで!」
「有名店が進出するって、阿波座も出世したよなぁ」
町並みを眺め、ひとり頷く俺。

桜川に向けて脚を回す。
ここからは、俺の育った町。
今も実家がある町。
正直、親しみや懐かしさよりも、「ほんまは近寄りたくないねんけどな」。
そんな感情が募る。
というのも、俺は父親と良好な関係では無いため、嫌なことを思い出してしまうのだ。
また、父親に対する俺の複雑な感情のせいで、母親を不安がらせてしまい、母親に対し後ろめたい気持ちもある。
申し訳無い。

「あぁ、このマンション、○○ちゃんが住んでたなぁ」
「この裏に××の家があったなぁ」
子供の頃に遊んだ友達を思い出す。
みんな、どうしているのか。
ずっと生まれ育った町に住み、暮らしているのか。
「あ、そや」
今も付き合いがある友達に聞けば、昔の友達のことが分かるかも知れない。
が、「そこまでせんでもええやろ」という気もする。

桜川に着いた。
千日前通り、なにわ筋が交わる交差点。
ジャージのバックポケットからスマートフォンを取り出し、Googleマップを起動。
ここから先は、自分の土地勘に自信を持てない。

「なるほど」
過去に大阪市内から和歌山方面へ向かった際は、難波、大国町辺りから26号線を南へ…だったが、いつも交通量が気になった。
なるべく26号線を避けたいため、今回は途中までなにわ筋を選択。
「なるほど。なにわ筋を南へ走って、岸里に出る…と」
「で、岸里からは26号線で堺へ…か」
「OK」

なにわ筋。
千日前通りから南に向け、この道を走るのは初めてだ。
「走行禁止のバイパスがあったり、工事中で迂回せなあかんとこ、あったら嫌やなぁ」
そんな不安を覚えつつ、クランクを回していると、ふと思い出した。
「俺、この道、走ったことあるわ」
「子供の頃、チャリで走ったことあるわ」
「そうや。小6の時、Hと」
記憶が甦る。

ここで、次回予告

なにわ筋を死に物狂いで走る小6の俺!
追い掛けるヤンキー高校生2人組!
カツアゲする気満々!
俺は逃げ切ることができるか!?

つづく

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