(811)Bianchi ARIAで大阪臨海線を走って墓参り~困難、困難…~

泉大津市に入る。
信号待ちの間、サイコンで時刻を確認すると、「あぁ…」。
1時間近い遅れ。

過去の墓参りライドで走ってきた町中の道よりも、この日、選択した大阪臨海線の方が信号は少ない。
また、道幅も広いため、走りやすい…はずだが、向かい風が強すぎる。
前方から強風を浴びつつ小さな坂を登り、登り終えた瞬間、更にびっくりするような風を受け、下りで脚を回しても「15㎞/h」。
正直、「どうかしてるで…」だ。
ただ、前回の記事を引きずるが、どれだけ困難なライドでも、「プライドに支配された下等動物」の相手をするよりかは有意義と思う。

「ゴールまで、墓地まで、残り30㎞も無いんやから」
そう考えると、気持ちは楽になった。
しかし、どれだけ脚を回しても進まない、残り30㎞。
先が読めない。

「ちょっと休憩しよか」
つい先ほど休憩した気もするが、歩道に上がり、ぼんやりと景色を眺める(大した景色ではない)。
「こうやってな、ぼんやりすることに意味があるねん」
「ぼけぇっとして時間が経つとな、そのうち風が止むんや」
何の根拠も無く、都合の良い希望を抱いたが、強風は吹き続けた。

サドルに跨がり、車道に出る。
そして、死ぬ気で脚を回してもスピードは出ず。
車道を走る車や、歩道を歩く人から見ると、「こいつ、何をもがいてんねん?」だろう。
俺からすると、「お前ら、この自転車貸したるから、ちょっと走ってみろよ」と言いたい。

まぁ、いい。
そんなことよりも、またひとつ、困難が降り掛かった。
信号待ちの間、ブログ掲載用の写真を撮ろうとした瞬間、「うっわ!」。
右側から強烈な風。
よろける俺。
体勢を立て直し、再度、スマートフォンのシャッターボタンを押す…タイミングで、「うっわ!」。
強烈な横風。
「勘弁してくれよ…」
写真1枚撮るだけで、一苦労だ。
しかも…だ。
苦労して撮ったところで、大した写真でもない。

信号が青に変わり、クランクを回し始めると、前からはもちろん、横からも強い風。
「耐えろ、俺」
「そのうち、風は止む(根拠は無い)」
自分を鼓舞する。
が、「ええ!?」。
急に走行ラインが横方向にスライド。
「何や?気のせいか?」
と、また走行ラインが横方向にスライド。
「ええ…」
肝を冷やす俺。

「下手したら、怪我するよな…」
「それは困るわ…」
考える。
なるべく海から離れ、別の道にルートを変更すべきか。
または、横風は怖いが、もう少し様子を見ながら今の道を進むべきか。
「う~ん、一長一短やねんなぁ…」
悩みながら脚を回す。

「あら?」。
急に道が狭くなった。
振り返る。
どうやら、考え事をしているうちに、側道に入ったらしい。
「本線に戻らなあかんわ。引き返そか」
「いやいや、このまま進んだらええ。どこかで本線に繋がってるで(根拠は無い)」
前を向き、クランクを回す。
と、突き当たり。
そして、階段。
「おいおいおい。川か?橋?」
サドルから降り、クリートにカバーを付ける。
「あー、面倒くさっ!」
「ほんま、面倒くさっ!」
右肩にトップチューブを引っ掛ける俺。

つづく

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