(816)Bianchi ARIAで大阪臨海線を走って墓参り~脳裏に焼き付いた事故~

「いつまで吹き続けるんやろ…?この向かい風は…」
信号待ちの間、うんざりしつつ顔を上げる。
と、彼方に超高層ビル。
「りんくうゲートタワービル」だ。
これまで、大阪府南部を走るたび、いつも視界に入った。
中に入ったことも、近寄ったことも無いが、とにかく目立つため、何度も目にした。

この日のルートでは、りんくうゲートタワービルの真横を通る。
以前から、近くで見てみたいと思っていたため、好都合。
ただ、そこにたどり着くまでが…。

見たところ、5分も走れば着きそうな気がする。
しかし、強い横風を受け、走行ラインが乱れて事故…の懸念があるため、俺は車道より歩道を選択。
まぁ、どちらを選ぼうが、きつい向かい風のせいで高速巡行は無理。
歩道をちんたらと走り、りんくうゲートタワービルに着くのは…30分後だろうか?
1時間後だろうか?
既に目視できる位置にいるのに。

信号が青に変わり、嫌々ながらクランクを回す。
急に風向きが変わるわけもなく、うんざりしつつクランクを回す。
と、歩道の隅に、松ぼっくりやら落ち葉やら。
「踏みたくないよなぁ…」
「スリップしたくないよなぁ…」
「走りにくいよなぁ…」
「やっぱり、車道に戻ろうかなぁ…」

顔を右に向け、チラッ。
車道に目をやる。
「車道、走る?」
「でも、横からの突風が怖いねんなぁ…」
「転倒して、車に接触…。怖いよなぁ」
俺は、事故に対し怯えている。
怯えまくっている。
というのも、先日、自転車と自動車が衝突する瞬間を目撃したからだ。

通勤ルートに、信号の無い交差点がある。
いつも、自動車のドライバーは歩行者と自転車を優先してくれるため、俺は事故に遭ったことなど無い。
ただ、一応、警戒はしている。
渡る際、前後左右の確認を怠らない。

その日も、通勤中、交差点に差し掛かり、いつも通り辺りを見回していると、クロスバイクに乗っている20代の兄ちゃんが目に入った。
耳にイヤホンを挿し、せっせと車道を走る兄ちゃん。
何か急いでいる様子。
彼は直進し、二段階右折…せず、急に斜め横断した瞬間、側面を自動車にドーン…と。
自動車は急ブレーキを踏んだと思うが、間に合わずにドーン…と。

「え…?死んでへんか?大丈夫か?」
兄ちゃんの状態が気になり、近寄ろうとした時、彼は立ち上がった。
ものすごい、しかめっ面で。
見たところ、血を流していないし体も動くようで、どうやら大丈夫そう。
「よう耐えたなぁ…」
しばらくして、自動車から降りてきた運転手と何やら会話を交わした後、彼らは俺の視界から消え去った。

とまぁ、この件で、俺はかすり傷ひとつ負っていない。
近く(3m~4mほど)で見ていただけ…だが、兄ちゃんと自動車がぶつかる瞬間、そして、派手に吹っ飛ばされ、地面に叩き付けられる瞬間が、脳裏に焼き付いてしまった。
本当に事故は怖い。
怪我は怖い。

ちなみに、りんくうゲートタワービルを横切り、少し進んだ後、俺は転倒し、ちょっとした怪我を負う。
まぁ、それは次回に。

つづく

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