(823)Bianchi ARIAで大阪臨海線を走って墓参り~尾崎駅から特急に乗る~

南海の尾崎駅。
改札へ続く階段の下にちょっとしたスペースがあり、「これは都合ええわ」と輪行バッグを開ける。
さぁ、ここからロードバイクの収納作業に入る…のだが、テキパキと動いてすぐに終わらせる時もあれば、「あー、面倒くさっ」とだらだらして、20分~30分の時間を要する時もある。
この日は、「あー、面倒くさっ」の日。
向かい風を受け続け、転倒して怪我もした。
もう、ありとあらゆることに対して、やる気0の心境。
フロントホイールを外せば休憩し、リアホイールを外せば休憩し…。
だらだらだらだらと、だらだらだらだらと作業した。

輪行バッグを担いで、「あー、面倒くさっ」。
階段を上がり、券売機で切符を買う。
「え!?」
「おいおい、700円もすんのかよ…」
「阪神やったら、300円ぐらいでどこでも行けるで…」
正直、ぼったくられた気分。

ホームに降り、特急が入線するのを待つ。
ぼんやり。
と、「あかんあかん。忘れてたわ」。
輪行の際は、他の乗客の邪魔にならないよう、一番前か後ろの車両に乗らなければ。
そして、運転台の後ろに荷物を置くのだ。
「OK」
都合良く、近くは一番後ろの車両乗車位置があった。
しかし、ダメだ。
確か、南海の特急は、後ろから何両目かまで指定席車。
「あー、面倒くさっ」
重い荷物を担ぎ、一番前の乗車位置へ移動する。

数分後、特急が入線。
「混んでませんように」。
祈りながら乗り込むと、車内はスカスカ。
他の乗客に迷惑を掛けずに済みそうだ。
ただ、運転台の後ろが座席になっており、荷物を置くスペースが無かったのは想定外。
「ま、しゃーないなぁ」

終点なんば駅へ向かう特急。
俺は扉にもたれかかり、「暇やぁ」。
スマートフォンをいじって、どうでもいいニュースを閲覧しながら時間を潰したいところだが、バッテリーの消耗が激しいため、やめておこう。
「あぁ、文庫本でも持って来たらよかったなぁ」
「暇潰しになったのになぁ」
「でも、荷物になるなぁ」
そんなことを考えていると、「ぐあぁー、がーー」。
近くで異音。

「ぐあぁー、がーー」
「ぐあぁー、がーー」
音のする方に目をやると、近くの席に座る女性がいびきをかいていた。
金に近い茶髪のおばちゃん。
だぼだぼの服。
ヤンキーの姉ちゃんが、そのまま歳を食った感じ。
「ぐあぁー、がーー」
「ぐあぁー、がーー」
考えてみると、電車の中でいびきをかいて寝ている女性を見たのは、人生初かも知れない。
まぁ、いい。
「俺には関係無いわ」と思い、また扉にもたれかかった。

つづく

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