(845)Bianchi ARIAに乗って姫路へ~劉備の待つ、KOBE鉄人三国志ギャラリーに向かう①~

面倒な交差点を回避するため、2号線には出ず、裏道を西へ。
向かう先は、長田。
長田は、ぼっかけ(牛スジとこんにゃくを甘辛く煮たもの)のお好み焼き、そばが名物らしい。
美味そうだが、まぁいい。
それはいい。

これまで、家から明石へ走った経験は何度もある。
その際、長田を通った。
何度も通った。
が、いつも通り過ぎただけ。
理由は、特に用事が無いからだ。

しかし、最近知った。
長田にはとんでもなく魅力的なギャラリーがある。
「KOBE鉄人三国志ギャラリー」だ。
「三国志」とは、中国の後漢末期について書かれた歴史書であり、英雄の活躍を描いた物語。

三国志との出会いは、小学校6年生(だったと思う)。
当時、光栄のゲーム「信長の野望 全国版」にハマりまくっていた俺は、いずれ「三國志」もプレーするつもりでいた…ところ、「おっ!」。
たまたま、本屋で横山光輝の漫画「三国志」を見掛け、1巻を手に取ってレジへ。
そして、家に帰って読んだ後、テーブルの上に置いた1巻を、仕事から帰った父親も読み始めた。
後で知ったが、父親は若い頃に小説の三国志に触れ、楽しんだらしい。
以後、週末に家族で外食する際は本屋に寄り、父親に買ってもらう(2巻~60巻まで)。
まぁ、俺にとって、「小遣いで買い揃える漫画ではなく、親に買ってもらう漫画」として、随分と有り難かった。
と、セコい話は抜きにしても、三国志は面白い。
英雄の熱い戦いや知恵比べ。
単純に、話として面白い。
また、「色んなパターンの人間がおるんやぁ」と勉強になった。

さて、KOBE鉄人三国志ギャラリーに話を戻す。
ネットで調べたところ、魅力的な展示品やグッズが並んでいるらしい。
とても興味深い。
しかし、この日の俺は入館できない。
何も、入館料の100円をケチっているわけではない。
別に、200円払ってもいい心境だが、やはり入館できない。
どうしても、ロードバイクを外に止めておくことに抵抗を感じてしまうわけで…。

「だったら、何をしに行くねん?」と、あなたは思ったのかも知れないが(思っていないのかも知れないけど)、訪れる価値がある。
外の壁面に、横山三国志の「桃園の誓い」が描かれているのだ。
俺はそれを見たい。

「この辺でええか」
裏道から2号線に出て、長田。
そして、南へ走る。
「あら?」
土地勘が無いため、Googleマップを起動。
「ふたつ先の交差点を右に曲がって、ひとつ目を左に…」。
いちいち確認しながら進むのはイライラするが、あと少しだ。
「劉備よ!関羽よ!張飛よ!もうすぐ俺が行くぞ!待っとけよ!」

つづく

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