(846)Bianchi ARIAに乗って姫路へ~劉備の待つ、KOBE鉄人三国志ギャラリーに向かう②~

長田の町を走り、Googleマップを確認したにも関わらずちょっと道を間違い、遠回りもした。
が、来ましたよ。
KOBE鉄人三国志ギャラリーに。

前回の記事にも書いた通り、外にロードバイクを止めておく度胸が無いため、入館はできない。
「中に入ったら、魂を揺さぶりまくる展示品があるんやろなぁ…」
いてもたってもいられない気持ちだが、仕方無い。
後日、ロードではなく電車に乗って再訪しよう。

さて、入館はできないが、じっくりと楽しませてもらいたい。
外壁に描かれた、「桃園の誓い」に。
ちなみに、桃園の誓いとは、漢王朝の皇帝の血を引き、既にボロボロになってしまった漢王朝の再興を志す劉備と、関羽、張飛が義兄弟の誓いを結んだ宴会。
この後、官職も持たない3人の青年が、歴史の表舞台に立つ。
いいねぇ。

子供の頃、俺は劉備が好きではなかった。
聖人君子として振る舞う劉備に抵抗を感じた。
冷酷な描かれ方をしているが、圧倒的に有能な曹操に感情移入し、劉備には「こいつ、嘘くさ」という印象。
ひねくれた子供だ。
ただ、大人になって、劉備の美しさを理解できるようになり、「志を遂げることはでけへんかったけど、こういう生き方できたらええなぁ」。

思いにふけた後、「さてと」。
桃園の誓いが描かれた壁に、ロードを立て掛けて写真を撮りたい。
右手に劉備と関羽、左手に張飛。
その間にロード。
絵になる。
いいねぇ。
インスタ映え間違い無しだ(インスタしてへんけど)。

ただ、「大丈夫やろ」とは思うが、ロードのせいで、壁画に傷を付けてしまう可能性がある。
となると、ロードと壁画を離した状態で、且つ一緒に収まる写真を撮らなければ。
難しい。
スマートフォンを構え、アングルを変え、ちょこまかと動いては撮り、動いては撮り…を繰り返す。
防犯カメラに映る俺は、なかなかの不審者だろう。

「おぉ…。気合い入りまくってんなぁ」
写真を撮った後、しばらく張飛に見入ってしまい、姫路へ行くことを忘れそうになった。
ダメだ。
我に返り、「そんじゃ、また来るわな」。
張飛に声を掛けた後、サドルに跨がり、俺は荊州に向かった。

つづく

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