(876)Bianchi ARIAに乗って姫路へ~姫路駅に、ホテルに着いた~

ロプロスに別れを告げ、姫路駅の北側に出る。
「さすが、姫路は賑やかやなぁ」
ずっと薄暗い道を走ってきたからか、駅前がとても眩しく思えた。

「えらい時間かかったけど、何とか着いたなぁ」
一安心する俺。
いや、ちょっと待て。
ゴールは駅ではない。
ホテルだ。
ホテルは駅の南側。
現在地は北側。
「もうちょっと走らなあかんなぁ」
「まぁ、ウイニングランや。何にも勝ってへんけど」
クランクを回す。

と、フロントライトが消えていることに気付いた。
「さっきまで点いてたのに、いつの間に電池が切れたんや?」
まぁ、ホテルは近いし駅前は明るいため、無灯火で走っても問題無さそうだが、「姫路まで来て警察に注意されたり盗難車や疑われるのも面倒やしなぁ…」。
サドルから降りる俺。

さて、ホテルまでロードバイクを押して歩くのはいい。
宿泊予定のホテルは、「姫路駅前ユニバーサルホテル南口」なので、その名の通り「駅前」にある(はず)。
大した距離ではない(はず)。
ただ、率直に「面倒くさいんちゃうん?」。
大きな駅の向こう側に出るには、地下道をくぐったり迂回したり…を想像してしまう。
「あぁ、面倒くさっ」

カッチャカッチャ…カッチャ…。
ハンドルを軽く押し、SPD-SLシューズで歩く。
「あ、今の姉ちゃん、可愛い!」
雑踏に紛れ、駅周辺をうろうろすると、「高架あるなぁ。向こう側に出れるわぁ」。
大した苦労も無く、南側へ。

ホテルの前でロードのサイコンとライトを取り外し、引っくり返す。
「毎度のことやけど、面倒くさいよなぁ」
ある程度走った後、ロードを輪行バッグに収納する作業は鬱陶しい。
本当に鬱陶しい。
そこら辺を歩いている人に、「500円払うから代わりにやってくれませんか?」と頼みたい心境になる。
ただ、仮に「はい、いいですよ」と言われても…だ。
自転車に興味がある人以外は、やり方が分からないだろう。
となると、「いいですか?まず、このレバーをこっちの方向に向けてね、ホイールを外してね」などと教えなければならない。
それなら、自分でやった方が早い。
「あぁ、面倒くさっ」
嫌々、そしてダラダラと作業した後、俺は輪行バッグを担いでホテルのフロントに向かった。

つづく

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