(904)何となく尼っ子リンリンロードを走る~進まない話~

武庫川を渡り、尼崎市に入る。
辺りを見回すと、走っている車はトラックばかり。
「ここらの物流センターに出入りしてるトラックかぁ」
「GW中やのに、お疲れ様です」
心の中で会釈する。
まぁ、俺も次の日は仕事なんですけどね。
GW中にも関わらず。

信号待ちの間、ぼんやりする俺。
「あぁ、鉄塔が見えるなぁ」
「確か、あの裏が『尼っ子リンリンロード』の入口やなぁ」
信号が青に変わり、ゆっくりとクランクを回し始める。

まぁ、それはそれとして、ここまで書いて「あっ」と思った。
今、この記事を読むあなたに、ひとつ説明しなければならない。
丁寧に説明しなければならない。
OK?
一般的に…だ。
「尼っ子リンリンロード」とは、阪神の尼崎駅をスタートし、寺町ゾーン、下町ゾーン、運河沿いの工業地帯ゾーン、海付近ゾーンへの約11㎞を指す。
が、俺の中では、運河沿いの工業地帯ゾーンのみを「尼っ子リンリンロード」としている。
その理由は…だ。
説明が面倒なので省く。

さて、入口に着いた。
俺が設定する、尼っ子リンリンロードの入口に着いた。
ただ、「今から気合い入れて走ろかぁ」という気にはなれない。
「はぁ…」
草むらに散らばるゴミや空き缶を見て、溜め息が出そうになる。
「ここ、いつも汚いよなぁ…」
「誰やねん?空き缶を捨てるやつは」

と、ここで断っておきたい。
一応、断っておきたい。
その前に確認。
今、これを読むあなたは、この「ロードバイクに乗って、大人の階段を下る」ブログを読み始めて長いか?
または、短いか?
長い人なら知っている(はず)。
あきらめている(はず)。
短い人には「おい!」と思われそうなので、先に言っておくが、このブログは「展開が極めて遅い」。
「ホタテのロックンロール」を筆頭に、大して脈略も無い話を挟み展開を遅らせる回もあれば、それ以外にも…だ。
どうでもいい話ばかりして、全然進まない回が多い。
以上、留意してもらいたい。

では、「誰やねん?空き缶を捨てるやつは」から話を進めようとしたところで…だ。
少し自分語りをしたい。
俺は最近思うのだ。
普段の生活において感じるのだ。
「俺、歳食ったんやなぁ」と。
「それは何!?」と、あなたはと興味津々だろうが(そんなわけないか)、引っ張らずに言うよ。

最近の俺は、ゴミを拾うようになった。
例えば、出社する際、自分が住むマンションの廊下でゴミを見付ければ拾う。
勤務する会社が入る雑居ビル内で、ゴミを見付ければ拾う。
まぁ、ゴミといっても、レシートとか煙草の空箱とか、小さいのですけどね。
あと、町を歩いてる際、その辺に空き缶が転がっていれば、拾ってリサイクルボックスに入れる。
これってね、20代、30代の俺には考えられないことなんですよ。
もうね、40代半ばで悟りを開いたのかも知れない。
何も、「一日一善」をテーマに日々を過ごしているわけではないんですよ。
違うんですよ。
もうね、体が自然にゴミや空き缶を拾うわけですよ。

ただ、入口に捨てられた、いくつかの空き缶を見て思った。
「ここはええやろう」
「拾ったところで、また誰かが捨てるやろ」
「うん」
ゆっくりとクランクを回す。

つづく

まぁ、いつも通り「それがどうした?」という内容ですが、押して下さいね。
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