(908)何となく尼っ子リンリンロードを走る~信号の無い横断歩道~

首を右に曲げる。
「いけるか…?」
「いけそう…」
ひとり頷き、サドルに跨がろうとした。
が、左を確認すると「あかんわ…」。
トップチューブに軽く座ったまま、もう一度、右に目をやり「あかんわ…」。
信号の無い横断歩道。
渡れない。

「前にもこんなことがあったよなぁ」
「あれ、いつやったっけ?」
車の流れが途切れるのを待ちながら、思い出そうとした。
しかし、思い出せない。
「まぁ、ええわ」
「今はそれどころちゃうわ」
右を向き、左を向き…を何度も繰り返し、「いける!」。
短い横断歩道をやっと渡った。

渡るまでの待ち時間は計っていない。
おそらく、1分半程度だろう。
ただ、感覚としては5分。
「いつになったら渡れるねん?」
「いつ、渡らせてくれるねん?」
そんな不安を覚えつつも、5分間分、俺はイライラしたわけだ。

イライラを掻き消し去りたい。
スカッと走りたい。
ブラケットを強く握り、運河沿いの道を進む。
と、思い出した。
信号の無い横断歩道。
「前はビワイチの時やわ」
「あれはひどかったなぁ…」

確か、一昨年のこと。
Sさん(40代 男性 このブログを読んでくれている人)と、初めてビワイチに挑んだ。
待ち合わせは守山駅。
そこから、琵琶湖大橋に向けて適当な道を進む。
と、信号の無い横断歩道が。

右を向く。
通勤時間帯のせいか、交通量は多い。
横断歩道を渡る意思を見せている…はずの我々を無視するように、減速も一時停止もしない車の列がびゅんびゅん飛ばし続けた。
イライラ…。
イライラ…。
「やっと、車の流れが途切れたな」
そう思い、左を向くと、減速も一時停止もしない車の列がびゅんびゅん。
「いつになったら、お車様に横断歩道を渡らせて頂けるのか?」
不安を感じつつも、イライラ…。
結局、渡るまでの時間は計っていないが、5分ぐらいか。
まぁ、感覚としては20分~30分。
たかが数mの横断歩道を渡るのに、頭の血管がブチ切れそうになったものだ。

俺は車に乗らない生活を送っているので(車も無ければ免許も無い)、運転手の気持ちが分からない。
信号の無い横断歩道において、渡る意思を持つ人間を完全に無視し、びゅんびゅん飛ばす運転手の気持ちが分からない。
そこで、俺なりに推理したところ…だ。
「ここは一時停止せえへんのが当たり前」
普段、その道を走る多くの運転手にとって、そんな習慣が根付いた横断歩道なのかも知れない。
また、本当は一時停止すべき…と頭では分かっているが、それによって車の流れを止めてしまう、後ろの車に迷惑を掛けてしまう…ことに抵抗を感じているのかも知れない。

まぁ、飽くまでも推理なので答えは分からない。
が、それはそれとして、以前から気になっていることがある。
仮に、俺が信号の無い横断歩道で、目の前を行き交う車の存在を無視して…だ。
急に飛び出す素振り(そぶり)を見せたとする。
実際には飛び出さず、素振りだけね。
そこで、車が急ブレーキを掛け、後続の車を巻き込んだ事故になった場合、俺は罪に問われるのだろうか?
実際にすることはないが、「どうなるんやろ?」と考えてしまう。

つづく

読んでくれて有り難うございます。
これからも宜しく。
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