(1009)ロードバイクに乗って、徳島のデビルマンを見に行こう!-4

渡船乗り場から鳴門駅へのルートはいくつかあるが、これまで何度も走ったため、それなりに把握しているつもりだ。
「今日はあの道で行こかぁ」
それなりに広く、交通量の少ない道を選択。
それなりに走りやすくて良い。

「あっ」
信号が赤に変わり、ブレーキ。
左足を路面へ。
そして、何気無くボトルに手を伸ばし、水を口に含んでいると、「あっ…」。

右手の人差し指が、視界の隅に入った。
「あぁ…」
普段、なるべく見ないよう、気にしないよう心掛けているが、俺は怪我をしている。
右手の人差し指に怪我をしている。
1㎝ほどの傷が縦に入り、ぱっくりと開いている。

「え!どうして?何かあったの!?」
今、あなたはそう思っただろう。
OK。
なら、聞いてくれ。
語らせてくれ。

話は出発の前々日に戻る。
朝から会社でバタバタし、気付けば窓の外が薄暗い。
ふと、「何も食ってへんなぁ」と思ったが、作業に集中しているため、食欲は湧かず。
朝食や昼食、夕食よりも、目の前の作業を終わらせたい一心だった。
ただ、「ちょっとぐらい食べといた方がええかなぁ」。
そんな気もする。

「何、食おか?」
考える。
まず、中華や蕎麦、ピザの出前が頭に浮かんだが、そんなに量はいらない。
しっかり食べなくていい。
作業の手を止めず、ささっと食べられるものでいい。
なら、コンビニに行っておにぎりでも買えばいい…と思ったところで、「ちょっと待てよ」。
コンビニへの往復が時間のロスになる。

パソコンと向き合いながら頭を掻き、「選択肢、あれへんやんけ…」。
絶望的な気分に陥る。
が、そこで甦った。
記憶が甦った。
数年前の台風の日、会社も会社周辺も停電になり、俺は多めに買ったはず。
「はっ!」
一番下の引き出しをまさぐり、「あった!あったわ!」。
シーチキンを掴んでガッツポーズ。

さて、缶を開けて「食おか!」となったが、ここで問題発生。
箸が無い。
俺には箸が無い。

まぁ、いい。
確か、会社には割り箸の束が常備されているはず。
しかし、席を立って取りに行くのが面倒くさい気もする。
「うん、指で摘まんで食ったらええわ」

もう、説明は不要だろう。
とにかく…だ。
俺は自分の右手人差し指を目にしたくない。
大して痛くはないが、傷を見ると「うっわ…。めっちゃ痛そう…」。
そんな気分になる。

「ボトルを掴む時は左手で…やな」
「うん、気を付けなあかんな」

つづく

いつも読んでくれて有り難うございます。
どうでもいい話しか書けませんが、これからも宜しくお願いします。
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