(1025)ロードバイクに乗って、徳島のデビルマンを見に行こう!-15

ボトルの水で顔を洗う。
その効果は分からないが、「眠気を消し去った(はず)」と自分に言い聞かせ、サドルに跨がった。

相変わらず、強い向かい風に打たれ、立ち向かう気力は0。
ただ、だらだらとクランクを回す。
まぁ、このペースでも、ゴールの鳴門へは30分~40分で着くだろう。
鳴門で真鯛釣りをしているNさん(50代 男性)たちとの待ち合わせ時間に、遅れることはない(はず)。

だらだら…だらだら…。
走り続ける。
前方には、「松茂町」の案内標識。
徳島市の北側は鳴門市しか無いと思っていたため、「ひとつ、勉強になったわぁ」と思う。
ロードバイクに乗り、いろんな土地を訪れることによって学ぶことは多い。
「松茂町」
中学の地理の授業では、教えてもらっていないはずだ。

それにしても、何か気に入らない…と言うか、すっきりしない。
「松茂町」の案内標識。
これを、「松崎しげる」に変えられないものか。
真夜中、梯子を持って忍び寄り、「松崎しげる」と書かれた看板とすり替えたい。
そんな欲求に駆られる。
また、同時に「捕まるか…」と思う。

ならば、合法的に対応するしかない。
そうだ
まず、町長選挙に出馬。
「学費も医療費も0!夢の楽園を作ります!」
「国との兼ね合いもありますけどね、いいですか!?私が調整し、実現させます!」
「実はね、私は大物国会議員やフィクサーと太いパイプがあるんですよ(まったく無い)」

当選と同時に、「松茂町」の名を「松崎しげる」に変える。
旧来の「市町村」に住む遅れた人には理解できないだろうが、よく聞いてほしい。
「市」「町」「村」の単位。
その名称が、我が「松崎しげる」においては「しげる」となるのだ。
恐ろしく前衛的。

改革はまだある。
町名が変わるどころではない。
そんな表面的なことでは終わらない。
いいか?
よく聞いてほしい。
まず、漁業や農業など全ての産業を廃止するのだ。
当然、町民の多くは失職するだろう。
が、不安など何も無い。
職はある。
町営の工場で、「日焼けマシン」の製造に従事させる。

日焼けマシンの生産数も品質も世界1を目指す。
となれば、徳島県のマイナーな町から「世界のMATSUZAKI(SIGERU)」となり、その知名度は恐ろしいことに。
「あぁ…」
町長冥利に尽きるというものだ。

が、町政に不満を持つ人民もいるかと思う。
「職業の選択がでけへんとは、どういうことや!?」
きっと、彼らは近隣の町への逃亡を試みるだろう。
しかし、「脱松」は許されない。
引っ捕らえて強制収容所にぶちこみ、日焼けマシンの製造マシンとして一生を送ってもらう。

ちなみに、我が共和国では身分制度を設けている。
町政に対し従順な人民は「マツ」。
反乱分子は「トミー」。
トミーは、日常生活において制限が課される。

と、妄想しながらクランクを回し、鳴門を目指す俺。

つづく

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