(1048)ロードバイクに乗って泉州を走る、墓参りライド~堺の名店を訪れたいが…~

堺市。
クランクを回しながら、ふと思う。
「泉佐野のホテルまで、あと25㎞ぐらいか。1時間ちょっとで着くなぁ」
「余裕やな」
気が楽になり、急に小腹が空いた。
「何か食おかぁ」

普段、堺を訪れる機会が少ない俺。
よって、堺の美味い店を知らない。
ただ、昔から行ってみたい店が1軒あった。
「銀シャリ ゲコ亭」という。
ここで、「飯炊き名人」と呼ばれたおっちゃんが炊いた飯と玉子焼きを食うのは、俺の悲願。
伝説の番組「愛の貧乏脱出大作戦」でこの店を知って以来の悲願だ。

「いいねぇ」
歩道に上がり、スマートフォンで店の場所を確認しよう…としたところで、「ちょっと待てよ」。
飯炊き名人のおっちゃんは、もう引退したという記事を何かで読んだような。
また、店の前にロードバイクが止められるのか分からない。
盗難の懸念がある。

「諦めるしかないかぁ…」
残念な気持ちで車道に戻ろう…としたところで、「ちょっと待てよ」。
確か、ゲコ亭のテイクアウト専門店があったはず。
「旧店舗をテイクアウト専門店にして営業しています」と、何かの記事かクチコミで読んだ気がする。
それなら、弁当なりおにぎりをささっと買って、浜寺公園のベンチで食えばいい。
「いいねぇ」
「行こかぁ」
再度、店の場所を調べよう…としたが、「ちょっと待てよ」。
この日は12月30日。
余裕で寒い。
余裕で寒い中、公園のベンチで弁当…は気が進まない。
「やめとこ」

クランクを回しながら考える。
「他にあれへんか?堺の魅力的な店」
「あっ!」
思い出した。
ゲコ亭とともに、昔から訪れてみたいと願っていた堺の名店。
それは、寿司屋の「まつ元」。
江戸前寿司を、醤油ではなく塩で食べさせてくれるらしい。
正直、俺は寿司があまり好きではないが、塩のにぎりには興味がある。
ちなみに、この店を知った切っ掛けも、伝説の番組「愛の貧乏脱出大作戦」だ。
俺のグルメ情報の80%は、愛の貧乏です。

まぁ、いい。
それはいい。
愛の貧乏よりも…だ。
とにかく、まつ元に向かおう…としたところで、「ちょっと待てよ」。
現在14時30分。
「こんな時間に開いてるか?」
「ランチ、やってんのか?」
「仮にやってても、今から行ってゆっくり食えるか?」
「う~ん、無理やろなぁ」

頭を切り替える。
「食わんでええ」
別に、昼飯など食わなくても死なない。
それに、泉佐野まで25㎞。
1時間ちょっとだ。
泉佐野に着いて、ホテルに荷物を置いてから、美味いものを食いに行けばいい。
そうだ。
今、食わなくてもいい。
1時間ちょっと我慢すればいい。

この後、泉佐野には2時間以上かかった。

つづく

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