(19)ビンディングは欲しいが、ペンギン歩きはしたくない。-1

「より速くなりたい」「より遠くまで楽に走りたい」という欲求が、自然と芽生える。
ロードバイクを購入し、装備、備品もとりあえず揃え、何不自由なくサイクリングを楽しんでいたが、もっと楽しみたい。
それを実現するために、トレーニングを繰り返し、自分自身を鍛えるのもひとつの手ではあるが、道具に頼るのもひとつの手だ。
俺は、後者を選択する。
楽をするのが好きだから。

では、何を買うか?
ホイールは値段的に無理。
ウェアは、今のところ普段着として利用しているadidasのジャージで間に合っている。
とりあえず、サイクルジャージは優先度を下げよう。
アイウェア(グラサン)も今のところ無くても不自由しない。
それを念頭に、ロードバイクの入門書を読んで考えたところ、結論が出た。

ビンディングシューズとビンディングペダルだ。
これを使うことで、シューズとペダルが固定される。
平坦な道を全力で走る時や山を登る時、俺はいつももがく。
たまにペダルを踏み外しそうになる。
しかし、ビンディングシューズ、ペダルを用い、足とペダルが固定されることによって、それは解消される。
実用的だ。
あと、シューズをペダルから外す時の「パチン」という音を出したい。
サイクリング中、よく見たのだ。
前を走っているロード乗りが、赤信号で停止する時、足をひねってビンディングペダルからシューズを外す様を。
そして、よく聞いたのだ。
その時の「パチン」という音を。
後ろから見ていて、俺はずっと憧れていた。

ネットで調べたところ、ビンディングペダルには、ロードバイク向け、マウンテンバイク向けがあり、メーカーによっても規格が異なるようだ。
また、それに対応したシューズが必要となる。
メーカーに関しては、世界のSHIMANOでいくことにした。
もし、ビンディングシューズ、ペダルが破損することがあっても、SHIMANOの製品ならたいていのスポーツバイク店に部品が置いてあるだろう。
これは後々助かるはずだ。

次に、SPD-SL(ロードバイク向け)、SPD(マウンテンバイク向け)のどちらにするか検討する。
俺が乗っているのはロードバイクなので、SPD-SLを選択しようと思ったが、デメリットもある。
クリート(これを噛ますことでシューズとペダルが固定される)が、シューズのソールから出っ張っている点だ。
単純に、歩きにくい。
そもそも、ロードレースにおいて、スタートからゴールまで立つこと、歩くことを想定していないのだろう。
ただ、このせいで、俺のようなホビーレーザーは、サイクリング中にコンビニに寄って買い物する時などに困る。
何か歩く必要があった場合、ペンギン歩きをしなくてはいけなくなる。
逆に、SPDの場合は、シューズのソールがくりぬかれており、そこにクリートを埋め込んだ形で取り付けることができる。
つまり、ペンギン歩きをしなくてすむ。
SPDに決定。

思い立ったが吉日。
大阪梅田のウエムラサイクルパーツに向かう。

※この記事は、2019年1月25日、俺が別のブログに投稿した文章を、加筆、修正したものです。

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