(25)サイクリングをする時は、目を守ろう。アイウェアをかけよう。-1

暖かくなってくると、サイクリングロードに蚊柱ができる。
この蚊柱は、ユスリカという羽虫数十匹から数百匹で構成されているそうだ(←わざわざ調べた)。
生物として自然に活動してくれるのは結構だが、ロードバイクに乗っている俺の進路、俺の頭の位置に蚊柱を作るのは勘弁してほしい。
何度、蚊柱に頭を突っ込んだことか。
汗をかいた顔に張り付くし、耳にも鼻にも入る。
そして、一番厄介なのが、目に入ること。
片目をつむり、すごい不快感が残る。
また、その状態で走るのは危険だし、「もし、もう片方の目まで…」と思うと、不安になる。
これは対策が必要だ。

俺はY’sロード大阪に向かった。
アイウェア(グラサン)売り場に行き、悩む。
想像していたより高かったからだ。
今思うと、「相場は2000円ぐらいやろ」と思っていた俺の方に問題がある。
とりあえず、あまりにも個性的というか、いかついデザインの物は避け、シンプルな形で、そしてその中で1番安い物を買った。
黒と赤のフレームのアイウェア。
adidasのケースが気に入った。

以後、サイクリングする時は、必ずアイウェアをかけた。
目に羽虫が入ることがなくなったし、アイウェアのおかげでビジュアル的にもランクがあがった気分だ。
マスクをしている女性がかわいく見えるように、アイウェアをした俺に対する世間からの目も変わるかと、実は少し期待していた。
特に何も変わらなかった。

サイクリングロードを走る時以外も、当然アイウェアをかけた。
ある日、ロングライドした時のことだ。
車道を走っていると、レンズから「カチッ」と小さな音がした。
横に自動車が走っていると、たまにこちらに小石がとんでくることがあるので、その時は「あぁ、小石か」ぐらいにしか思わなかった。
しかし、後々「もし、アイウェアをかけていなかったら、目が負傷していたのか…」と思い、怖くなった。
ビジュアルどうこうではなく、アイウェアの重要性を認識した俺。

サイクリングをした後のルーティンのひとつとして、俺はアイウェアをこたつの上に置く。
ある日、仕事から帰ってきて布団に直行するため、散らかった部屋を移動していると、「バキッ」という音がした。
「何か踏んだな。何やろ?」と思い、足元を確認すると、そこにはバラバラになったアイウェアが。
俺の部屋の散らかりっぷりをどう説明したらよいどろうか。
とりあえず、地層をイメージしてほしい。
雑誌の層、チラシの層、スポーツ新聞の層が折り重なって構成されている。
おそらく、何かの拍子に足がこたつにあたり、こたつからアイウェアが床に落ち、それがどこかの階層に紛れ込んだ。
それに気づかない俺は、アイウェアを踏みつぶした。
そう推測される。

バラバラになったアイウェアのパーツを集め、どうしたものか考えてみた。
「アロンアルファ、買いに行こか」と一瞬思ったが、残骸を観察すると、接着した後が無い。
単純に、ノースパットとレンズ、テンプルをリムにはめこむだけで元に戻った。
セーフ。

※この記事は、2019年1月28日、俺が別のブログに投稿した文章を、加筆、修正したものです。

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