(268)宝山寺で聖天さんに挨拶した後、ヘルメットを買う。

毎月16日(と1日)恒例、生駒にある宝山寺にひとりで参拝。

行きの電車の中、「帰りにY’sロード大阪か、ウエムラサイクルパーツに寄ろう」と考える。
ヘルメットを買わなくてはいけない。
一応、持っていることは持っているのだが(SHIMANOのKarmor)、使用期限に問題がある。
見た目は劣化した感じがしないので、「まぁ、こけへんかったら使い続けてもええんちゃうかな」という気もしなくはない。
ただ、来月頭の伊勢志摩サイクリングフェスティバルが引っ掛かる。
確か、ヘルメットの着用が必須だったはず。
「もし、エントリーの際、ヘルメットの使用期限をチェックされたらどうしよ…」。
サイクルイベントに参加するのが初めての俺は、そんな不安を抱く。
「びびりながらイベントに行くなら、一層のこと、新しいの買った方がええんちゃうか」。
「うん、ええ機会やと思って、新しいの買おう」となった。

「品揃えやとY’sロード大阪やな。安さやとウエムラサイクルパーツ。どっちに寄ろ?」。
「いや、ちょっと待てよ」。
店内の様子を頭に浮かべる。
「ヘルメットに関しては、ウエムラサイクルパーツの売場も広かったよな」。
「決まった」。
結論を出した後、少しして電車は生駒駅に着いた。

生駒駅から少し歩いて鳥居前駅へ。
ケーブルカーに乗車し、スマートフォンでメット情報を収集しながら発車時刻を待つ。
「次に買うヘルメットも、Karmorを軸に検討しよう」と思い、SHIMANOのサイトに目を通していると、「LAZER?なんで?」。
これまで何度もスポーツサイクルのお店に通った経験がある俺にとって、LAZERの存在は知っていた。
まぁ、存在のみ知っていた(が正確かな)。
最初は、「シャープで印象に残るロゴやな。海外のメーカーかな?」程度にしか思わなかったが。
数年して、ロードレースを観るようになり、俺が注目するチーム、ロット・NL・ユンボや、その後のユンボ・ヴィスマをサポートしていることを知る。
ただ、だからと言って「買おう」とはならなかった。
それはそうと、何故、SHIMANOのサイトにLAZERが掲載されているのか気になり、調べたところ、LAZERはSHIMANOのグループ企業になったそうだ。

宝山寺駅でケーブルカーを降り、お寺までの階段を5分ほど上りながら、右手に持つスマホに目をやる。
LAZERのカタログが、あまりにも興味深くて。
後頭部にLEDライトが装備されているモデル、専用のマグネット式レンズを付けてガッチャマン化できるモデル、前頭部分のスライダーを開閉することにより空力重視、または通気性重視の走りを選択できるモデル。
「ギミックが魅力的すぎるやろー」と感心していると、宝山寺に着いた。
いつものように、聖天さんに挨拶し、最近の自分のダメさ加減について報告し、最後にお祈りをして、俺は頭を下げて帰る。

ウエムラサイクルパーツがある東梅田駅に向かう電車の中で、再度、LAZERのカタログを読む。
集中して。
「このBULLET2.0ってのが、一番面白そうなヘルメットやな」。
「でも、Z1いうのがオールラウンドな位置付けみたいやし、使い勝手ええんちゃう?」。
「でも、見た目、BULLET2.0の方が個性的で、『これ被って走りたい』って素直に感じるよ」。
「でも、Z1の方が…」と、ひとりであーでもないこーでもないと脳内で会話していると、東梅田に着いた。

ひとりで悩みながら歩き、ウエムラサイクルパーツの開けっ放しの入口をまたぐ。
入ってすぐ右手に、ヘルメットの売場。
男性の店員さんが、在庫の確認か、何か作業をしている。
その影に、一瞬、LAZERのロゴが入った赤いヘルメットが見えた。

先に結論を言うと、この後、俺はLAZER BULLET2.0を買った。

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