(330)記事を書き続けてよかった。Sさんからのお問い合わせ。-1

去年の末に、「1年近く記事を書き続けて(更新せず休憩した期間もあったけどね)、10人ちょっとの人がいつもコンスタントに読んでくれてるなぁ」と思い、すごく嬉しくなった。
そこで、感謝の気持ちを込めて「お問い合わせからメールくれませんか?」と記事に書いたところ、来たよ。
来ましたよ。
ついに。
1通ですが。

それまで、コメントもお問い合わせもまったく無かったが(スパムはたくさんあった)、PVが徐々に増えているのは把握していた(自慢できる数値では無いけど、俺は嬉しい)。
ただ、読んでくれている人からの反応が無さすぎて(ゼロで)、「この数字って本当なん?PVをカウントするプラグインが適当にインクリメントしてるだけちゃうの?」とか、「お問い合わせのプラグイン、正常に動いてるんか?」と疑心暗鬼になっていた。
そんなところに…いたのだ。
たった1人だが発見できたのだ。

メールをくれた人は、伊勢に住むSさん。
男性。
40過ぎで俺と同世代。
また、俺と同様、仕事の多忙さから鬱を経験し、体を動かそうと自転車に乗り始め、最近はロードバイクを楽しんでいると。
ありきたりだが「ふむふむ」とか言いながら初メールを読んでいると、「自分が前から好きだったテキストブログのようで、気になってちょくちょく拝見しています」と。
もうね、「テキストブログ」ってね、俺からしたら褒め言葉ですわ。
本当にね。
さらに、「景色が綺麗かったなーとかではなく、心情を描写しているのが好きです」と。
もうね、それってね、記事を書いてる上でね、「死ぬまでに一度は言われたい言葉」の上位にランクインしているお褒めの言葉なんですわ。
「伝わってくれて嬉しいなぁ」とか思いながらも、「世の中には物好きな人もいるんやなぁ」を若干感じつつ、「良き理解者Sさんには失礼があってはならない」と返事をしたためる。
まぁ、 面白がって、出だしを「『じつはあたし、JC2でつ…。最近、エッチなことに興味をもちはじめました…』とか書いたらウケるかな」と一瞬思ったが、ダメだ。
初お問い合わせメールをくれたSさんに、変化球は無しだ。
俺なりに誠実に返信すべきだ。
感謝の気持ちを伝えたい。

年が明け、Sさんとのメールのやり取りが本格的に始まる。
日本人にとって伊勢は特別な場所だと思う。
のだが、メールをもらうちょっと前に伊勢志摩サイクリングフェスティバルに参加した俺にとって、個人的にも伊勢と言うか三重県に縁を感じていた。
さらに、「イベントでは志摩市を走ったけど、伊勢市も走りたい」と思うのが自然の摂理。
「ここ走ったらいいよ~ってところがあれば、教えてもらえませんか?寺社仏閣で魅力的な所もあればお願いします」とSさんに聞いてみたらところ、おすすめ寺社仏閣リストをご提示頂いた。
「おおおー!」と脳内で叫び、リストのひとつひとつをネットで調べ、「特にここには行ってみたい」と感じたのが正福寺。
寂れ具合が絶妙。
あまり綺麗すぎるお寺は、テーマパークっぽい感じがしてちょっと違う。
寂れ感って大切ですわ。

とまぁ、その気持ちを率直にSさんに伝える。
あと、「伊勢には伊勢うどんがありますよね?一度、食べてみたいと思います」。
それもメールにしたためると、数日後、返事がきた。
「伊勢うどんは、小学生の時、土曜の半ドンによく食べてました」と。
なるほど。
伊勢市民にとって伊勢うどんのポジションがわかった。
すごくわかりやすい。

しばらく、メールを通して伊勢のおすすめスポット、おすすめコースも教えてもらった。
「名古屋方面から来るロードバイク乗りの定番コースは、このルートですよ」。
「このルートから、○○の展望台と○○展望台から見る景色は綺麗ですよ」。
もうね、そんな話を聞いてると、伊勢に行きたい気持ち、伊勢を走りたい気持ちが、俺の中に蓄積して張り裂けそうになる。

と、そんな時に、「もし伊勢に来られることがあれば、一緒に走りませんか?」とSさんから誘ってもらえた。
「行くよ!」。
「走るよ!」。
もうね、渡りに船すぎる展開。
Sさんはロードで走るのを楽しんでいるが、きっと、一緒に走る仲間が近くにはいないのだろう。
また、俺は俺で、たった3人のチームに所属しているが、去年の12月からチームで走る機会も無く、いつもひとり。
「是非とも、ふたりで楽しく走りましょうよ!」。
「合言葉は『Win-Win』」。
その気持ちを込めて、Sさんにメールを送った。

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