(121)頼むから、俺を眠らせてくれ。ジロ・デ・イタリア2019。-7

アダム・イェーツ選手が、ゴールラインを駆け抜ける。
イタリアで開催されているティレーノ~アドリアティコ2019第7ステージ個人TT(タイムトライアル)。
この瞬間、総合優勝者が決まる。

チーム・ユンボ・ヴィスマのプリモシュ・ログリッチェ選手を応援する俺。
心臓が縮みあがる思いだ。

「イェーツ、僅かにとどかず!」
「1秒差!1秒差でログリッチェ、逆転優勝!」
実況、解説と同じく、俺も大興奮。
「おおっ!」。

僅か1秒差。
「こんなこともあるんやなぁ」と感心。
まるで、漫画のような展開だ。
後日、レースの記事を読んだところ、「0.31秒差」と記されていた。
すごい世界である。
「もし、ログリッチェが走っている時、彼にとって不利な風向きや天候になっていたら?」。
そう考えると、本当に些細なことで結果は変わっていたのかも知れない。
俺にとって、興奮もしたが、怖さ、奥深さも感じたレースだった。

ログリッチェは、その後、スイスで開催された「ツール・ド・ロマンディ」においても総合優勝に輝く(俺はこのレースを一切観ていないので、結果しかわからない)。
そして、今現在、イタリアで開催中の「ジロ・デ・イタリア」に挑んだ。

第1ステージは、約8㎞の個人TT。
スタートから6㎞が平坦路で、残り2㎞が登りとなるコースだ。
ログリッチェがTTを得意としているは知っていたが、登坂力も十分に兼ね備えていたはず。
「理屈でいけば、ログリッチェがステージ取るかな」と思っていたところ、きっちり取った。
ステージ優勝。
それと同時に、リーダージャージ、マリアローザを着て走ることになる。

ピンク色のジャージを守るように、黄色のジャージ、ユンボ・ヴィスマが集団を引く。
堂々たる光景だ。
「あぁ、俺も偉くなったな」と素直に感じる(どういうロジックでそうなるかは、自分でも理解できないが)。

「最終ステージが終わるまで、このままでいてほしい」と願ったが、それもあっけなく終わる。
第6ステージ、大逃げをかまされた。
結果、ログリッチェは、UAEチームエミレーツのヴァレリオ・コンティ選手にマリアローザを明け渡す。

現時点(2019年5月22日 17時45分)では、第10ステージが終わり、ログリッチェは個人総合2位につけている。
今後のコースを確認したところ、6月2日の最終日、第21ステージは個人TT。
ログリッチェが得意とする個人TTだ。
ティレーノ~アドリアティコで逆転優勝したように、ここで劇的な展開を見せてほしい。

てか、さっさと終わってくれ。
頼むから、俺をぐっすり眠らせてくれ。
毎晩、1時~2時まで起きてるのが、辛いのだ・。

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