(125)すね毛問題について考える。ロード乗りのマナー?俺は男なんだ。-4

「すね毛剃らない派」から、「すね毛剃る派」に転向した俺。
早速、ネット通販で、Panasonicのボディシェーバーを注文した。

黒とオレンジ。
巨人を彷彿させるルックス。
阪神ファンの俺としては、これを使用するのに、気持ちの整理が少し必要だ。

充電しながら、使用法を確認した。
すね毛をツルツルにもできるが、付属のアタッチメントを使えば、3㎜、6㎜、9㎜と、長さを調整して剃れるようだ。
これは、嬉しい。
俺としては、男のプライドがあり、ツルツルは回避したい気持ちもある。
3㎜、6㎜、9㎜。
とりあえず、間をとって、6㎜のアタッチメントを付けて剃ってみたところ、率直に「ええ感じやんけ!」。
そして、気付いた。
「あ、俺の足って、色白やったんや」と。
ちょっとした感動である。
また、「ヴィーン、ガリガリガリ」と、音はうるさいが、剃れてる感じがして、快感を覚える。
癖になりそう。
足元に新聞紙?(日刊ゲンダイ)を敷いて剃ったのだが、そこにこぼれ落ちた毛を見て、とんでもない効果を実感した。
作業を一通り終え、膝下を確認すると、ツルツルではなく、6㎜のすね毛。
「これぐらいが丁度いい」と、俺、ご満悦。

クソ暑い中、すね毛を6㎜にし、7丈パンツをはいてロングライドに出ると、上半身は相変わらず汗だくだが、足元の涼しさは、俺に勇気を与えてくれた。
今までとは、別世界でサイクリングをしている気分になる。
夏のサイクリングは、涼しさこそが正義だ。
心からありがとう。

そんな、感謝の念しか抱かないボディシェーバーだが、今ではもう使っていない。
故障や紛失が原因ではなく、使っている時に「アホらし」と思い、封印したのだ。

ある雨の日、サイクリングができず、暇でどうしようもない時間を過ごしていた。
ふと、「久しぶりにサウナにでも行ってみるか。汗をかいてすっきりしよう」と思い、出かける用意をする。
そして、ぼっろいジーパンをはこうとした時、自分の足が目に入った。
違和感がある。
膝下は毛が薄くなっているが、膝から上は毛が長いのだ。
「調整が必要だな」ということで、ボディシェーバーを手に取り、ガリガリとやる。
「太ももの裏も丹念に剃っておこう」と試みたが、見えない箇所なので、これがなかなか難しい。

「面倒くさいけど、仕方ない」。
パンツ一丁の俺は、床に鏡を置き、M字開脚やV字開脚をしながら処理しようとしたが、急にアホらしくなり、やめた。
「親が見たら、泣くで…」と、もうひとりの俺が呟いたのだ。

俺の愛したボディシェーバーは、今では散らかった部屋の片隅で、長い眠りについている。
まるで、坊ノ岬沖に沈み、そして横たわる、戦艦大和のように…。
(↑ちょっと言ってみたかった)

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