(584)不人気ブログの記事を書き続ける-1

記事を書く。
パソコンやスマートフォンと向き合い、記事を書く。
と、「全然面白くないよなぁ」と思うことが度々ある。
まぁ、記事の内容が面白くない…のもあるが、書く作業自体が面白くない時がある。

誰に頼まれたわけでもないのにブログを始め、1話目の記事を書いたのが、2019年1月16日だった(いちいち調べた)。
あれは確か「俺の走り」という名前のブログで、サーバーのサービス提供終了やSSL化の必要もあり、半年もただすに消滅させ、今に至る。
わけだが、新たにブログを立ち上げたところで、時々感じる「書いてる作業自体が面白くない」という問題は解決しなかった。

読み手にとって、内容が面白くないのは仕方がない。
俺の技量不足だ。
ただ、書いてる俺が「書いてて面白くないよ」となると、どうも具合が悪い。
と言うわけで、原因を探ったところ、「あ、そうか」。答えは簡単に出た。

1回のライドでそれなりの距離を走ると、路面がガタガタだったり、車道が狭い割りに交通量が多かったりで、「走ってて面白くないよな」と感じることもある。
で、それを記事に落とし込む際に、「書いてて面白くない」となるのだ。
景色は変わらないし、体調は悪いし走りにくいし…。
けど、記事に書かなければならない…となると、書くことに苦痛を感じ、また無駄に長い記事になってしまう。
たまに、書いている本人が「これ、いつ終わるねん?」と不安に陥ることもある。
冗談抜きで、今まで「いきなりデビルマンとサタンを登場させて、人類滅亡で終わらせたろか」と思ったことは一度や二度ではない。

が、「書いてて面白くない」と感じることがあっても続けてこれたのは、読んでくれている人がいたからだ。
去年の5月か6月にtwitterを始め、「ブログ更新しました」とツイートすると、何人かの人はコメントを残してくれる。
ブログのPV数やTwitterの「リンクのクリック数」をチェックしても、何か無機質な数字に感じられたが、コメントを残してもらえると「おぉ、読んでくれたんやぁ」。
ちょっとした感動を覚え、「書いてて『だるっ』と思っても続けていこう」という気になれた。

あと、Sさん(三重県在住 40代 男性)の存在も大きい。
一昨年の年末、ブログの問い合わせフォームからメールをくれたSさん。
「ブログを拝見し~~、自分も鬱に苦しんだ経験があり~~、ロードバイクに乗り始めて~~、共感することが多く~~」といった内容で、「生身の人間で俺の記事を読んでくれてる人がおるんや…」とびっくりし、同時に喜んだ。
彼とは、「一緒に走ろう」ということで、予定を合わせた上、松阪駅で待ち合わせ。
輪行バッグを担いで駅を出た時、軽く会釈しながらも「俺の記事を読んでくれてる人が実在した…」と、内心穏やかではいられなかった。
ちなみに、その後もしまなみ海道とビワイチを一緒に走り、今も時々連絡を取り合っている(stravaを通して)。

そして、話は今年の1月18日。
まぁ、数日前のことだ。
夕方、ブログの管理画面を開きなんとなく見詰めていると、「あら?何やろ?」。
誰かが問い合わせフォームにアクセスしている。
「ここ、Sさん以外に足を踏み入れた人がおらんページやのに…。いたずらか?」。
少し考え込んだ後、「まぁ、ええわ」。
晩飯を買いにコンビニへ向かう。
そして、帰って一息ついていると、Gmailの着信に気付いた。
「まさか、さっきの人?」。
「ブログの読者?」。
「ついに来たのか…?2年間書き続けて、2人目からのメールが…」。

つづく

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