(812)読者からのメール、298とは?

「ロードバイクに乗って、大人の階段を下る。」
誰の役にも立たないこのブログを始めて、3年ほど。
また、その前に、サービス終了となったNTTのレンタルサーバーを利用していた時期もあったので、俺は4年近くクソ記事を書き続けている。
まったく日の目を見ない。

ジャージのバックポケットから…
クランクを回し…
サイコンに目を向け…
サドルに跨がり…
あぁ…
信号待ちの間…
脚を回し続けると…
ボトルの水を口に含み…
Googleマップで…
前を向く…
勘弁してくれよ…
ハンドルを強く握る…
スープを口に含むと…
もうひとりの俺…
ちょっと待てよ…
よく考えてみると…
右手には山、左手に海…
ひとりつぶやく俺…
脳内で…

まぁ、読み返せば、率直に「死にたい」と思えるクソ記事ばかりだが、それなりに書き続けたご褒美だろう。
時々、読者の人からメールを頂くようになった。
「面白くないので、早く消え去って下さい」などは無く、好意的なメールばかり。

先日も、Kさん(大阪府在住 50代 男性)からメールを頂いた。
件名「(298)を読んで」。
感謝しつつ目を通す。
「なになに、『こちらのブログを読むのが楽しくて、(1)から順に読んでいます』と」
嬉しい。
俺が書いた記事を、片っ端から読んでくれるのは、本当に嬉しい。
が、「やめといた方がええで」とも思う。
理由は、書いた俺が言うのも何だが、救いようのないクソ記事の連発だから。

何話目かは忘れたが、YOSHI-HASHI(新日本プロレス)の名言を記した記事を投稿。
冷静になって考えると、「そんなもん、誰が理解できるねん?共感できるねん?」だ。
他にも、プロレスのマスクを買った話…、京セラドームで草野球をした話…、パワプロで高校球児を育て上げ甲子園優勝へ導く話…。
「ロードバイク、関係無いなんけ」。
そんな記事が多い。
本当に「古い記事を読むんは、やめといた方がええで」と思う。

Kさんのメールを読み進める。
「なになに、『昔から体を鍛えるのが好きで』と」
「えと、『先日、ハイエンドロードが納車され』か」
パソコンの画面を見詰め、頷く俺。

読ませてもらった印象は、「それほど長くない文章やのに、丁寧に自己紹介してくれてはるなぁ」。
当然、Kさんと会ったことは無いが、何となくKさんの容姿、雰囲気が頭に浮かんだ。

それにしても…。
それにしても…だ。
どうも引っ掛かる。
メールの件名が引っ掛かる。
件名「(298)を読んで」が。

(298)とは何か?
おそらく、このブログの話数だろう。
(1)から始まり、今回の記事で(812)となる話数。
書いた俺が言うのも何だが、「何話目はこんな話」など、いちいち憶えていない。
唯一憶えているのは(1)だけ。
で、件名「(298)を読んで」の(298)の内容は?
憶えていない。
余裕で憶えていない。
あ、ちょっと待てよ。
まさか、俺が自覚していないだけで、実はこのブログにおけるターニングポイントになった回か?
いや、それはない。
当時に比べると読んでくれる人は増えたが、今も昔も不人気ブログ。
転機など無いはず。

(298)とは?
考える。
(298)とは?
何?
「はっ!」
考える必要は無い。
「自分で自分のブログの(298)を読んだらええやんけ!」

今年の1月にブログをスタートした(今とは別のサーバー)。 「ブログが大多数の人たちに支持されて、大晦日、俺は紅白の審査員席に座ってるやろな...

さっと目を通し、誤字に気付く。
頭を抱え、すぐに修正。
まぁ、いい。
それはいい。
(298)の内容は、「俺が『読者の方、メールをください。お願いします』言うてるわ!」だった。
今以上に不人気なブログ。
今以上に日の目を見ない現実。
それに嘆きながらも、会ったことのない10人と少しの読者数に喜び、そして感謝し、(298)を書く俺。

「思い出したわ!」
数年前の年末、俺は(298)を書きながら、希望を抱いた。
確かに希望を抱いた。
このブログの発展を夢見た。

ただ、本心として、大きな不安も抱えていた。
「10人が100人になり、1000人になるんやろか?(今現在、なってない)」
「10PVが100PVになり、1000PVになるんやろか?(今現在、なってない)」

あまりにも不人気なブログを書いていると、「閲覧者数とか、閲覧ページ数って、ほんまなんか?」。
疑心暗鬼にも陥った。
「そもそも、この閲覧者10人ってのも、実在せえへんのちゃうか?」と。
実在しているかどうか確かめたい。
また、実在しているなら、どんな人なのか知りたい。
今後、記事を書く上で参考になる。

有り難いことに、今までにこのブログを読み、メールをくれた人は何人もいるが、俺が把握している限り、(298)に反応してくれた人は2人。
1人は、Sさん(三重県在住 40代 男性)。
メールをもらった後、しばらくして一緒に走る関係になる。
もう1人は、今回のKさん。
本当に、有り難うございます。

さて、話は墓参りライドへ。
俺は岸和田市に入る。

つづく

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コメント

  1. トマニョロ より:

    こういう回もあると、なんか良いですね!
    文才がありすぎて、本当に本にまとめて欲しいと思います!

    • krm より:

      ここ数日、墓参りへ向かう話が続くと、読んでくれている人も…と思うのですが、書いている自分も飽きるので、適当なタイミングで関係無い話をねじ込みたいな…と。
      書いていて、気分転換になりました。