(865)負の連鎖~ロードバイクに乗った5日目-2~

5日目その2

社会人になって20年とちょっと。
通勤が辛いと感じたことは、一度や二度ではない。
率直に言って、日常的に辛かった。
「朝っぱらから満員電車かよ…。だっる…」とか、「乗り換え、面倒くさぁ…」とか、単純に「眠すぎるわ…」とか。
本当に、毎日毎日、毎日毎日毎日、毎日毎日毎日毎日、通勤が辛かった。

が、10年ほど前にロードバイクを買い、ロード通勤を始めたところ、電車通勤時に溜まるストレスが0に。
もうね、本当にね、一気に0に。
まぁ、夏場は汗まみれになるため、人と会う予定の日は控えているが、ロード通勤はいい(いい!)。

しかし…だ。
そんなロード通勤でも、この日は違った。
左足を負傷しているため、右足一本でクランクを回す。
もちろん、スピードは出ない。
まぁ、いい。
それはいい。
うん、それはいい。
スピードうんぬんよりも…だ。
左足をかばいながら走り始めて、すぐに気付いた。
信号などで停止する際、左足で路面に着地する…と激痛。
死にたい気分になる。
「着地は右足で、右足で」と自分に言い聞かせても、左足で着地…が癖なのだろう。
信号の度に大ダメージを喰らった。

灼熱の岡山ライド…、雨のビワイチ…、えげつない向かい風を受けた大阪臨海線…、その他もろもろ、ロードに乗り始めてから痛い目にも合ったが、この日も間違い無く殿堂入りクラス。
「見込みが甘かったなぁ…」
反省。
家を出る前は、マンションの階段と会社が入るビルの階段が鬼門。
そう考えていた。
ただでさえ左足が痛いのに、ロードを担いで階段を昇り降り。
激痛で苦しむのは予想されるが、逆に言えば、階段さえクリアすれば問題無い。
そう甘く考えていた。

甘いね。
甘すぎたね。
信号の度に左足で着地…を想定していなかった俺は、本当に甘すぎた。
更に…だ。
「うっわぁ…」
忘れていた。
うっかりしていた。
鬼門は階段だけではない。
会社まで、橋をひとつ渡らなければならない。
「右足一本やと…無理やで…」

引き続き痛い目に合い、なんとか会社が入るビルの前へ。
「ほんま、もう勘弁して下さいよ…」
考える。
左足の痛みに耐えながらロードを担いで階段…は、拷問。
そう、拷問なのは分かり切っている。
「何でうちの会社、3階なんやろ?1階でええやんけ」と呟いたところで現実は変わらない。
行こう。
気合いを入れて男らしく。
「次鋒 レオパルドン いきます!!」
「グオゴゴゴ」

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