(933)三重県から来たロード乗りの客人~次に訪れたのは栄屋~

ホルモン焼き食べ歩き3連戦…の2戦目は、「豚肉専門店 栄屋」。
店先に置かれた鉄板で、ホルモンを調理するおばちゃん。
その前に並んでいるお客は3人。
「多分、近所の人らやろなぁ」
そう思っていると、いつの間にか、Sさん(三重県在住 40代 男性)が列の後ろに並んだ。

栄屋のホルモン焼きは、過去に一度だけ食べている。
確か、武庫川サイクリングロードを走った後、「昼飯を買って帰ろかぁ」という流れで、立ち寄ったような。
味についての記憶は、ほとんど無い。
まぁ、俺は「尼崎のホルモン焼き」というジャンルにおいて、「鹿児島屋派」でも「栄屋派」でもなく、「かごもと派」だからか。

列に並ぶSさん(三重県在住 40代 男性)から少し離れた位置で、買い物をするお客と対応するおばちゃんを眺める。
ぼんやりと。
「昔からやってる店っぽいなぁ」
「長いこと、繁盛してる店なんやろなぁ」
と、目に留まったのが張り紙。
「やっすいよなぁ」
「『ホルモン焼 100g 180円』って、庶民的でええなぁ」

しばらくして、ホルモン焼きを買い終えたSさんが戻ってきた。
「お待たせしました」
店の向かいに、シャッターの閉まった店舗があったので、「ここで食べたらええんちゃいますかね」。

左手でカップの容器を持ち、右手で爪楊枝を摘まみ、テンポ良くホルモン焼きを口に放り込むSさん。
「今さっき『鹿児島屋』で100g食ったばっかりやのに、連発で食えるもんなんやなぁ」
「ホルモン焼きの食べ歩き…を提案した俺が言うのもなんやけど、信じられへんわぁ…」

「あの、Sさん…」
恐る恐る話し掛ける。
「あのね、ホルモン焼き、美味いですか?連発で食ってますけど…」
「はい、美味しいですよ。さっきの店とはちょっと違う美味さがね、×××でね。えぇ、ふふふ。まだまだ食べられます。えぇ」
率直に「ほんまかいな?」だ。

と、続けて、ホルモン焼きを食いながら、Sさんは言った。
「三重ではですね、×××で、えぇ。えぇ、ホルモン焼きを食べることがなくて、ふふふ。×××の×××で、そもそも近くに売ってる店が無くてですね、えぇ」
俺と会話しているつもりなのか、独り言を言っているのか判断は難しいが、聞いていて「意外やなぁ」。
三重県といえば、松阪牛。
ブランド和牛の産地だ。
まぁ、三重県民の毎日の食卓に松阪牛…とまでは思わないが、「食肉に対して進んだ地域」という印象を抱いている。
「意外やなぁ。三重県では、ホルモン焼きは身近な存在と違うねんなぁ」

まぁ、いい。
それはいい。
そんなことよりも…だ。
少し気になる。
ブランド和牛の松阪牛。
松阪牛の肉が高いのは分かる。
が、松阪牛のホルモンも高いのだろうか?
敢えて庶民派スタイルを貫き、生きる俺は、松阪牛と縁が無いため分からない。
「どうなんやろか?」
考える。
と、Sさんが「栄屋」のホルモン焼きを食べ終えた。
「じゃ、次に行きましょうかぁ」

つづく

次回でホルモン焼きの食べ歩きはラストです。
まぁ、それから飲みに行くため話は続きますが、続きも読んでね。
ずっと読んでね。
押してね。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする