(935)三重県から来たロード乗りの客人~あんたもなかなか凄いで~

「ここが『かごもと』です。ホルモン焼き、売ってますよ」
Sさん(三重県在住 40代 男性)にそう伝え、店先の鉄板に向け指を差そうとしたところ、「無いわ…」。
目の錯覚だろうか。
いつも美味しいホルモンを焼いてくれる鉄板…が無い。
「何でや…?」
かごもとのホルモン焼きは人気があるため、既に売り切れてしまったのか。
参った。
飽くまでも俺の味覚だが、この辺りのホルモン焼きでは「かごもと」が最高。
是非、Sさんには食べてもらいたかった。
「もう閉店時間やし、とっくに無くなってもうたんやろなぁ…」

と、ショーケースの向こう側より、「ホルモン焼き、ありますよ」。
店員さんの声。
「あるそうですね」
「えぇ、まぁ、×××…」
レジに向かうSさん。

「お待たせしました。えぇ、×××」
店の横に通る路地にはベンチが置かれ、「Sさん、そこで食べられますよ」。

「そっれにしても、すごいよなぁ」
まだ食う気満々のSさんを見て思う。
俺がホルモン焼きを食う時は、ビールを飲みながらチビチビと…だ。
200gなら、1時間は掛かる。
が、彼は「鹿児島屋」と「栄屋」で100gずつ買い、計200gを15分ほど(移動時間も含め)で食い尽くした。
更に…だ。
まだ食うと。
まだ100g食うと。
「ほんま、ようやるわ…」
「信じられへんで…」
まぁ、ホルモン焼きの食べ歩きを提案した俺が言うのも何だが。

「あぁ、臭みが無いですね。えぇ、このホルモン焼きは、えぇ。ふふふ」
爪楊枝を摘まみ、ホルモンをひとつひとつ口に放り込むSさん。
「えぇ、えぇ。×××で×××やから、下処理をちゃんとしてるんでしょうね。えぇ」
美味そうに食ってもらえると、案内した甲斐がある。
「この『かごもと』のが一番美味いでしょう?」
「まぁ、えぇ。えぇ、どこも美味しかったですよ。ふふふ」

しばらくして、Sさんは最後の100gもぺろっと食べ終える。
さて、次は居酒屋「ざぶとん」だ。
スマートフォンの時計を見る。
営業開始時間の17時を過ぎていたので、「そろそろ行きましょか」。
商店街を歩き、「ざぶとん」へと向かう。

「えぇ、えぇ。前の前の店で、僕の前に並んでた人、覚えてますか?ふふふ」
「あぁ、『栄屋』でホルモン焼きを買う時の」
「えぇ、まぁ、そうです。×××でね、前の人、500gも買ったんですよ。えぇ、えぇ」
「500gも…。凄いですねぇ」
「えぇ、本当に凄いですね。ふふふ」
この時、「短時間で300gもぺろっと食べたあんたも、なかなか凄いで」と言いそうになった。

つづく

ここ数回、ホルモン焼きネタを連発し、「このブログは何のブログやったっけ?」。
そう思うことがあります。
一応は、「ロードバイク」に関するブログなんですね。
でも、「テーマは何であれ、読んでもらって喜んでもらえたらええかなぁ」という気もします。
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