(950)三重県から来たロード乗りの客人~石田鶏卵の自販機うどん~

石田鶏卵の前で、ブログに掲載する外観の写真を撮っていると、うどんの容器を持って歩くSさん(三重県在住 40代 男性)が目に入った。
「おぉ、うどん、出来たかぁ」
店頭のテーブルに容器を置く彼。
俺は声を掛ける。
「ちょっと、写真を撮らせてもらっていいですか?」
「えぇ、まぁ。ふふふ」
見たところ、230円にしては十分なボリューム。
いいねぇ。
立ち食いのような、いかにも安っぽいうどんに乗っている、チープな天ぷらも良い。
心の底から「美味そうやなぁ」と思う。
食いたい。
が、ダメだ。
帰ってから、仕事の予定が入っているのだ。
仕事前に食ってはならない。
空腹の方が、作業に集中できる。

5分ほどして、Sさんはうどんを食べ終えた。
「どうでした?」
「えぇ、美味かったですよ。出汁も効いてましたし。えぇ」
「お、そうですか。見た目は、凄く薄そうに見えたんですけど」
「えぇ、上の方はただのお湯ですけどね、出汁の原液が底に溜まってましてね。まぁ、そういうものなんでしょう。ふふふ」
「なるほど」
「えぇ。混ぜたらちょうどいい具合になりましたよ。えぇ」

さて、尼崎から尼っ子リンリンロード、阪神しまなみ海道を進み、我々は深江浜にいる。
折り返し地点だ。
これより、尼崎の駐輪場(Sさんが車を止めている)へ戻る。
「あの、今から国道2号線に出て東へ走ります。信号は多いし交通量もそこそこですが、まぁ、のんびり行きましょう」
「えぇ」

尼崎に向け、脚はクランクを回しているが、頭の中はうどん。
うどん。
うどん。
「やっぱり、俺も食うべきやったなぁ」
「(店の)中で七味を買って、卵も買って…」
「雰囲気もあって、めちゃめちゃ美味く感じられたやろなぁ」
「ほんまは、大して仕事熱心でもないくせになぁ、仕事なんか気にせんと、食ったらよかったわ」
「まぁ、後悔しても遅いか…」

つづく

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