(961)三重県から来たロード乗りの客人~ショートメッセージが怖い③~

急に喉の渇きを覚え、近所の自販機へと向かう。
「これでええか」
適当な炭酸飲料を買い、すぐにガブガブと飲んでスッキリした(気がする)。
「よし、今から仕事に集中しよ」

事務所へ戻り、席に着く。
「仕事、仕事」
「集中、集中」
自分に暗示をかけ、パソコンに目を向けよう…とした時、何かの点滅を感知。
「ん?」
パソコンの横に置かれたスマートフォン。
その通知LEDが点滅している。
「仕事関係の連絡が入ったんかな?」
スマホを確認すると、「またかよ!」。
Sさん(三重県在住 40代 男性)からのショートメッセージだった。

アプリを起動する。
「うっわ…」
連続で「3通」のメッセージ。
「よく、こんなに伝えたいことが湧いてくるよな…」と思う。
こちらからは、「もう勘弁して下さい」しか無いのに。

——————–
(1通目)
この通りで、「かごもと」の旧店舗らしきものがありました。

(俺の感想)
いきなり何の話やねん?
唐突すぎるやろ。
しかも、興味無いよ!

(2通目)
画像のURL

(俺の感想)
だから、リンクを踏んで確認するんが面倒くさいって!
どうせ、しょーもないんやから!
で、何や?
これは、薄暗い商店街の画像…か。
はぁ…。
どうしてほしいねん?
俺にどうしてほしいねん!?

(3通知)
ホルモンではなく、スジ煮込み購入。

(俺の感想)
知らんがな。
誰も聞いてないし。
——————–

参った。
俺は、終わりの見えないメッセージのやりとりが大嫌いだ。
「しょーもない」上に「しつこい」絡みが大嫌いだ。
時間と神経を無駄に使いたくない。

考える。
この、くだらないやりとりを終わらせる方法を考える。
まずは「無視」だが、前回の記事にも書いた通り、それはSさんにとって残酷かも知れない。
却下。

次に…だ。
「もう勘弁して下さい」と、俺の正直な気持ちを伝えてみてはどうか?
いや、それはそれで角が立つか。
有益な情報を送っているつもりのSさん。
今、ノリに乗っている。
そんな彼に、「もう勘弁して下さい」などと言えば、不快な思いをさせてしまう。
却下。

となると…だ。
直接的な表現を避け、「krmさんは、このやりとりを嫌がってるみたいやな…」。
そう気付かせる返事を送ればどうか?
例えば、話の流れを完璧に無視して、「最近、ペプシ飲んでませんわぁ」と送れば、Sさんはどう思うだろう?
「え?急に何?え?もしかして、今までのやりとりに何か問題あった?もしかして、自分の話に興味が無いの?面白くないの?」
気付くかも知れない。
ただ、「ペプシ」は極端すぎるか。
考えた末、Sさんのメッセージに対し、「いかにも適当で、いかにも興味が無いですよ」と分かってもらえそうな、やる気の無い返事を書いた。

——————–
(俺の返事)
薄暗い画像、ゴーストタウンみたいですね。
——————–

「送信」を押し、しばらくの間、「くだらないやりとりを終わらせたい!俺の思いよ、届け!」と念じた。
が、届かなかった。
数分後、Sさんからメッセージ。
「うっわ…。一気に4通も来たで…」

つづく

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