(996)ライド後に天下一品へ-2

クロスバイクに乗っていた頃は、何度かあった。
しかし、ロードバイクに乗って約10年、チェーンが外れたのは今回が初めてだ(と思う)。
「あ~、面倒くさいなぁ」
気が滅入りながらも、小さなサドルバッグのファスナーを下ろす。

サドルバッグの中から、軍手を取り出したい。
ただ、それには、予備のクリートやチューブ、六角レンチにタイヤレバーも出さなければならない。
しかも…だ。
軍手をはめてチェーンを元に戻した後、また全てのものをサドルバッグに収納しなければならない。
「ほんま、面倒くさいよなぁ」

「素手でやってまおか」
「指先が汚れてもええわ」
「どうせ、誰も見てへんし」
開き直り、素手でチェーンを引っ張ってギアに引っ掛ける。
そして、左手でサドルを上げ、右手でクランクを回したところ、「問題無さそうやな」。
とりあえず、作業を終えた。

指先は真っ黒。
でも、大丈夫。
何の躊躇も無くハンドルを握る。
バーテープは黒。
汚れが目立たない。
汚れてもOK。

バーテープ。
今まで、「フレームに合わせてチェレステにしよかなぁ」と悩んだこともあった。
しかし、「そこは、やっぱり黒やで」。
俺は踏みとどまった(ナイス!)。
と言うのも、初めて買ったロード(ANCHOR)のバーテープが白で、ちょっとしたことですぐに汚れた…経験がある。
ただ、白を選択したのは俺なので、自分が悪いわけで。

まぁ、いい。
それはいい。
白のバーテープを選んだのは誰なのか?
または、白のバーテープそのものに問題があるのか?
そんな、「何が悪いか?」「誰が悪いか?」というレベルの話はいいのだ。
とにかく、俺が主張したいのは、「汚れが目立ちそうな色のバーテープは使いませんよ。何故なら、俺はズボラだからですよ」。

サドルに跨がりクランクを回してみると、まともに走ってくれる様子。
「大丈夫やな」
ちんたらと走り、家に帰って風呂に入る。

さて、ここからが本番だ。
新日本プロレスのラグランTシャツに袖を通し、家を出る。
向かう先は、「天下一品 ららぽーと甲子園店」。
前回の記事にも書いたが、この店舗はフードコートの中。
店先に並んで注文した後、少し待ってラーメンを乗せたトレーを持ち、適当な席に着くシステム。

「6人待ちかぁ」
「まぁ、いつものことやな」
列に並んで、メニューの看板に目を向ける。
ぼんやり。
と、「あら?『ニラにんにくラーメン』ってあるよな。新発売か?」。
違和感を覚える。
「コロナ前は、ニラもにんにくもサービスの店、あったやろ?」
「それを商品化するんは、何か違う気がするわ」

「おい、店員!あれはどういうことや!?」
「おちょくってんのか!?」
「お前ら、なんちゃう商売しとんや!?」
激しく抗議する…妄想をしつつ、静かに並んでいると、前に並ぶ客が2人になった。
「先に千円札を出しとこか」
財布に手を伸ばす。
「あら?」
その時、気付いた。
「うわぁ。俺の指先、真っ黒やんけ」
「金払う時、格好悪いよなぁ」

つづく

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