(217)チーム・ユンボ・ヴィスマのその後-1

ジロ・デ・イタリア(5月にイタリアで開催されるプロロードレース)。
ツール・ド・フランス(7月にフランスで開催)。
ブエルタ・ア・エスパーニャ(9月にスペイン)。
これら3つのロードレースは、距離も日数も長く特別なレース。
グランツールと呼ばれている。

俺は、Bianchiのロードバイクに乗っているという、ただそれだけの理由で、Bianchiが機材を供給するチームを応援しているのだが、その辺りことは、https://krm-sempre.com/with-me/post-262/を読んでみてね。
まぁ、簡単に言うと、「Bianchiのお洒落自転車に乗ってる弱いチームが、徐々に成果を挙げてきたよ。勝てるチームになってきたよ」という話だ。

で、今現在(9/4)、グランツールの1つ、ブエルタの2週目に入っている(スペインを中心に、1日1レースを走り、トータルで21レースをする)。
ユンボ・ヴィスマのログリッチェ選手は、現時点(第10ステージ終了時)で、個人総合首位。
第10ステージの個人タイムトライアル(集団ではなく、個人で比較的短い距離を走る)で、タイムトライアルが得意なログリッチェの持ち味が発揮されたのだ。
「このまま、最後まで首位を守ってほしいなぁ」と思うが、期待もあれば不安もある。
しかし、ここは、願いと希望を込めて、記事を書こう。

5月、ジロについて記事を書いた。
そこでは、第10ステージの後、ログリッチェが個人総合2位のところで終わっているが、その後、結局、彼は個人総合優勝を果たすことはできなかった。

ログリッチェ。
第10ステージ終了から第14ステージが終わるまで、2位をキープし、首位であるリチャル・カラパス選手(エクアドル モビスター)との差も誤差範囲(7秒とか)だったが、第15ステージで不幸に見舞われる。
変則トラブルで自身のバイクでは走れなくなり、急遽、チームメートのバイクを借りてレースに復帰したが、その後、ガードレールに衝突。
このステージでは、まだ2位ではあるものの、47秒とタイム差を広げられた。
第16ステージ終了後、3位となり、第19ステージ終了まで、特に目立った結果を残すこともなく、首位とのタイム差は2分以上広げられる。
第20ステージでは、個人総合4位に転落…。

そして、第21ステージ。
最終個人タイムトライアル。
ログリッチェの持ち味を発揮し、1つでも順位を上げてほしい。
3位以上に入れば、Bianchiが機材を供給するユンボ・ヴィスマの選手が、総合表彰台に立つことになるのだ。
が、ぶっちぎりのステージ優勝とはならず、10位。
ただ、個人総合としては、ミケル・ランダ選手(スペイン モビスター)から8秒差で3位を奪い取ったことは、素直に嬉しかった。

レース後、ログリッチェは、「今回の敗北を教訓に…」とコメントを残したが、不運が重なったステージもあったとはいえ、途中から疲れが見えていた。
それは、本人が一番よくわかっていたのだろう。
総合表彰台に立ったが、今年のジロに対して「敗北」と受け取った彼を、俺はまた応援したいと思う。

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