(223)チーム・ユンボ・ヴィスマのその後-7

ツール・ド・フランス2019、第18ステージ。
既に、ウァウト・ヴァンアールト選手(ベルギー)は、リタイア。
トニー・マルティン選手(ドイツ)は、DSQ!
「DQNちゃうんか?」と言いたくもなるが、とにかく、2人の選手が去ったチーム・ユンボ・ヴィスマ。
後は、現有戦力で最高の結果を残すしかないのだ。
幸い、個人総合で3位を、ステフェン・クライスヴァイク選手(オランダ)がキープしてくれている。
が、暗雲が立ち込める気がしないでもない。
「また、誰かDQNがおるんちゃうんか?」と、心配せずにはおられない。
この日の結果は、希望の光クライスヴァイクが、ステージ10位。
個人総合首位とも1分47秒差のまま。
ただ、それまで個人総合5位のエガン・ベルナル選手(コロンビア チームイネオス)が2位に躍り出たため、クライスヴァイクは4位に落ちた。

当初、ゴールまで126.5㎞を設定されていた第19ステージ。
雹(ひょう)が降り積もり、また、雨の影響で崖崩れがおき、途中でレース打ち切り。
89㎞に短縮された形となり、独走していたベルナルがステージ優勝。
そして、個人総合首位も勝ち取った。
クライスヴァイクは、ステージ5位で個人総合4位のまま。

残すは、第20ステージ、第21ステージ。
クライスヴァイクが総合表彰台に立つには、この第20ステージが最後のチャンスとなる。
と言うのも、翌日の最終ステージ(第21ステージ)は、基本、総合争いをしないのだ。
ステージ優勝を狙う選手は、いつも通り気合いを入れた走りをする。
が、総合勢は、第20ステージで決着をつけ、最終ステージは勝負をしないという、暗黙のルールがある。
マイヨジョーヌ(個人総合首位の選手が袖を通す黄色のジャージ)の選手に対し敬意を表し、また、今まで戦ってきた敵、味方の選手たちを讃えながら、ねぎらいながらパリに凱旋する、パレードランなのだ。

さぁ、クライスヴァイク。
最後のチャンスを掴んでくれ。
第20ステージが始まる。
ちなみに、この日も悪天候のため、130㎞と設定されたコースが59.5㎞に短縮。
途中、チーム・ユンボ・ヴィスマが集団を牽引し、個人総合2位のジュリアン・アラフィリップ選手(フランス クイックステップ)が脱落。
クライスヴァイクはステージ8位だが、総合成績でアラフィリップを抜き、個人総合3位として、ツール・ド・フランス2019を終えた。

ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ともに個人総合3位に、チーム・ユンボ・ヴィスマの選手。
確実にステップアップし、結果を残している。
さらに、現在開催中のブエルタ・ア・エスパーニャ2019においても、現時点(第16ステージが終わった時点)で、プリモシュ・ログリッチェ選手(スロベニア)が個人総合首位。
Bianchi乗りの俺が「ミーハー」と呼ばれる時代も、終わりつつあるのだ。

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